なんちゃって企画書:IC県知事解職請求計画概要書(仮)
はじめに
今回は完全に妄想の中のお話。私の感覚では、こんな感じの計画概要書ぐらいまとめてスタートするんでないかい?という記事です。
なお、当時の現場を知らない人間の戯言。本記事参考で実際に活動されての損害等々一切について、当方は関与いたしませんのでご注意を。
また、記載ははっきり言って殴り書きに近いものがあります。読み直しも添削もしていないし、概要で書くべきでなく詳細編で書くべきものとか混在しているかも。片手間でざくっと記載なのでその辺はご了承を。
また、一連の某県知事リコール活動において、同様の計画書があったかどうかは知りません(苦笑)。
1.概要
・本書は、IC県における県知事解職の直接請求活動の計画に関するものである。
・詳細計画については、計画了承後に検討開始するものとする。
2.前提条件
・現行(2021年1月)の地方自治法及び関連法令、判例、実例に基づく活動とする。
・活動範囲はIC県全域とする。
3.計画範囲
・活動の周知から署名収集、選挙管理委員会への仮提出を含む有効性審査請求までを本書の範囲とする。
4.計画外範囲
・活動主旨の良否は考慮しない。
・選挙管理委員会での有効数判定において、有効数達成後の請求手続きについては本書の範囲外とする。
5.工程概要
大分類として、以下の工程とする。
(1)事前準備及び請求代表者証請求まで
(2)署名収集期間
(3)集計・選管提出
6.具体的内容
(1)事前準備及び請求代表者証請求まで
①体制構築
・活動体制は、活動の透明性の構築を目的として、政治団体設立を行う。
・政治団体設立において、代表者、会計責任者、事務担当者の3名を選定する。
・法定要件ではないが、過去のトラブル事例を鑑み、以下担当を個別に置く。なお、兼務は認めないものとする。
1)会計監査責任者
2)名簿管理責任者
3)法務担当者(弁護士等)
・各責任者配下に、必要に応じて担当員を置くものとする。ただし、業務透明性を維持するため、兼務は認めないものとする。
②請求代表者選定
・請求代表者の選定を行う。
・請求代表者の役割として以下を規定する。
1)街頭署名における署名収集
2)街頭署名における受任者希望者に対する委任行為
3)各地区選挙管理委員会への署名簿提出
・上記1)及び2)は、署名収集期間における街頭署名の開催場所・回数を設定の上、人数及び当該人所在地(活動可能地域)を設定し人選する
・上記3)は、提出そのものは、文書等による代理提出が可能であると考えられるが、提出時の書類瑕疵等対応を考慮し、提出地区に応じた人選を行う。(詳細は選挙管理委員会確認要)
・活動地域の区分は以下と設定する。
ア)N市内
1)N市内北西部(NS区・K区)
2)N市内中部(NK区)
3)N市内北東部(M区)
4)N市内中心東部(E区・C区)
5)N市内東部(MT区)
6)N市内中南部(SW区、MZ区)
7)N市内南東部(MD区)
8)N市内南部(MN区、MT区)
9)N市内南西部(NG区)
10)N市内西部(NM区)
イ)OW地域
1)OW北部(IC市、KM市等)
2)OW市南部(IN市、KNG市、KY市等)
3)OW市東部(IN市等)
4)OW市西部(KN市、YT市等)
ウ)CT地域
1)CT北部(OB市、TK市等)
2)CT南部(TK市、HD市等)
エ)MK地域
1)MK西部(NS市、HN市等)
2)MK中部(TT市中心部等)
3)MK東部(TK市、TH市等)
4)MK南部(AT市等)
5)MK北部(SS市、TT市北部等)
・各地区の有権者数、および同時実施の街頭署名会の設定有無にて詳細は検討要であるが、一旦各地域2名と設定し、21名の地区代表者及び同数の地区副代表者を置くこととする。
・加えて、全体統括1名、および全体統括補佐2名を加えた、45名の請求代表者を設定する。
・請求代表者の設定においては、担当地区での活動専念及び特定イデオロギーによる活動私物化をせぬよう、慎重に選定すること。
③事前周知内容及び方法
1)周知内容
・周知内容は以下とする。
・活動実施の経緯
・署名の収集予定時期及び収集方法(受任者収集及び街頭署名概要)
・担当地区の請求代表者名および問い合わせ先
・受任者の概要と受任者になる方法
・受任者希望者の登録用書式及び返送用はがき
・収集署名の活動中及び活動後の対処方法
2)周知方法
・周知方法は以下とする。
・県内全戸に、郵便局サービスであるタウンメールを使用する。
・県内主要新聞における意見広告を発信する。
・既存マスメディアによる取材&発信を利用する。
・インターネットメディア(SNS、YouTube等)を利用する。
3)事前周知における留意事項
・本事前周知活動には相当の費用が発生する。
・事前に費用算定及びキャッシュフロー検討を行い、当初必要資本金の算定時に織り込みをおこなうこと。
4)事前周知期間
・周知期間は、以下のどちらかを選択し設定する。詳細は別途検討とする。
ア)受任者の登録状況を以て開始時期を設定
イ)受任者登録時期を待たず、各地区選挙期間、社会情勢等を踏まえて設定
④受任者の登録と管理
1)受任者は、以下の2種類とする。
ア)周知活動によるはがき返送に基づく受任者
(以下事前登録受任者とする)
イ)街頭活動における希望者による受任者
(以下街頭登録受任者とする)
2)受任者に対する委任行為
ア)事前登録受任者に対する委任
・特に断りなければ全体統括請求代表者による委任とする。
・委任状の氏名、委任年月日は印刷によるものとする
・印刷時はPCのログ等も併せて印刷する
イ)街頭登録受任者に対する委任
・街頭活動時に同席する請求代表者とする。
・委任状には、後程どの請求代表者が委任したかわかるよう明記する
・委任に際しては、当該者の写真入り身分証により住所氏名等を確認すること。確認できない場合は、現地での受任者登録を断り、登録用はがきを配布する。
・委任した記録は残し、事前登録受任者情報と合わせて、氏名等及び登録日、登録箇所を記録、保管する。
⑤請求代表者申請
・請求代表者申請に当たっては、直前に改めて請求代表者全員が請求代表者要件を有するか確認する。
・申請の受領後、速やかに事前登録受任者に対する委任行為を開始する。
(2)署名収集期間
①受任者への注意事項の周知
・受任者へは、署名収集にあたっての注意事項を周知する
・具体的項目は以下とし、受任者当人及び広く公知するものとする。
1)委任状の受領時の確認項目及び齟齬時の対応法
2)収集時の注意事項(地区限定、回覧等の禁止等々)
3)収集署名の提出方法
②街頭署名での留意事項
・街頭署名は、原則請求代表者によるものとする。
・受任者が応援来訪時は、受任者には担当地区分のみの収取を厳命する。
・請求代表者、受任者は、自らが署名収集資格を有することを、腕章・カード等の方法で周知し署名収集にあたる。
・請求代表者、受任者のいずれでもない、街頭署名における応援者に対しては、自らが署名収集を行う事が出来ない事を、カード等の方法で周知し活動にあたる。
③街頭署名の設定
・街頭署名は、警察・官公庁・関連施設等と協議の上で計画する。
・タイミングについては、人の往来時期等を考慮して設定する。
(3)集計・選管提出
<一旦略。気が向いたら書き足し>
7.添付書類
(1)活動計画予算
・収支概要書
・キャッシュフロー計算書
(2)活動計画資材・装備類一覧
(3)活動計画工程表
以上
最後に
妄想の世界ではあるけども、収支概要書、キャッシュフロー計算書ぐらいは作ってみてもいいかなーと。某活動のクラファンの目標金額設定根拠がわからないし、どれぐらいかなーと算定してみるのもいいかも。
しかし一方で、県内全域で2か月で皆に周知し、集めるって相当大変。
一市町村や、政令市なら一区内だけで、まずはお試しシミュレーションやってからの方がいいかもしれません。
今回は完全に自己満足の世界です。
どう思われるかは構いませんが、直接請求に限らず、普段のお仕事やプロジェクト構築時の参考に少しでもなれれば幸いです。
(っても、こんな甘々な計画書じゃ、普通の会社は計画審議以前のレベルとは思いますが・・・)
今回はこれぐらいで。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?