署名簿収集~選管提出を科学する。実態作業内容の整理(事前準備編)
はじめに
愛知県知事リコールのゴタゴタ。何が発生したのかを知りたい、という思いで、いろいろ私もネット上に転がっている情報を吟味しています。
そんな中、各作業が結局どうだったの?という会話もたまに見受けられます。今回は、作業プロセス設計、ないし、現場での作業プロセス検証に近い形で見ていくと、どんなことを確認していくのか?を考察してみたいと思います。
なお、本来この手の事項。仕事でするならもっと時間かけて綺麗に清書します。また、事前ヒアリングである程度あたりを付けて、事細かく聞くことはしません。現場を知らない立場で、ヒアリングするとすれば、こんなことまで聞くんだ、こんな分割の仕方するんだ、の参考になれば幸いです。
また、超適当なので穴だらけ。あまりそこは突っ込まないでね(笑)
検討する上での留意事項
ヒアリングの際、人間は頭が良いので、聞いていないことも混同して回答しがち。具体的には、こんな会話がよくあります。
「どこで作業するのですか?」
「〇〇さんが、△△で作業するね」
「そこで全部やるんですか?」
「あー、けど、◇◇のときは、××さんがやる」
「ふむふむ、××さんは、△△で作業するんですか?」
「え、違うよ。××さんは、★★にいるから、◎◎で作業するよ」
本来、聞き手が期待する会話は以下。
「どこで作業するのですか?」
「△△の場所と、◎◎の場所との2か所だね」
質問側のテクニックとしては、「そうじゃない!誰がやったじゃなくで、どこでやるかを聞きたいんだよ!」などと声を荒げない(笑)
決して、回答側がごまかしたり、頭が悪くて自分の質問を理解していないわけではありません。潜在意識としていろいろな事象を、自然にフィルタリングして口に出しているだけ。
そのフィルタリングを、解放⇒再フィルタリングを上手く行うのが、質問側のテクニック。
蛇足ですが、私はタバコ吸いながら、喫煙所で触りを聞いて、概ねお互いに作業内容が想像できたところで、「ほいじゃ、ちょい詳しく聞いていいですか?」と改めて机等で聞いたりします。コロナの中&喫煙者が減っている中では、なかなかこのテクニックも使えなくなってきましたね・・・新たな方法考案しないと(笑)
また、「どうやっている?」ではなく、「このやり方と、こっちのやり方とあると思うのだけど、どっちかな?両方かな?」と具体事例をこちら側から提示して、Yes or No で答えてもらうのも、よい手法と思います。
今回はこちらのやり方を採用した場合を想定してみたいと思います。
具体事例検証
1.署名収集活動
あてはまる?あてはまらない?
2~4.入手した署名簿を手放すまで
5.KKR会場までのルート
ここまでで、1~5の項目の調査メモはこんな感じ
6.仕分けとナンバリング
これは、すべて作業としては存在するはずですので、作業の順番を聞きます。
7.パッキング&配送方法
8.選管までの配送ルート
9、10.配送者、選管提出者
これらの調査票
聞いたらどうする?
作業の種類や登場人物の絞り込みを行う事が、上記の調査目的です。
絞り込みが終わったら、いよいよ時系列整理に移るわけです。
(すでに6項は時系列調査も含まれますが)
今回の作業は、上記の併用や平行作業がある予感。
時系列の正確な見える化には、一旦書いてみてまたヒアリング&検証、設定事項や確認項目の見直し…を複数回繰り返す必要があるかもしれませんね。
最後に
実質的に、某フォロワーさんリクエストに応じた記事です。
しかし、リコール活動に限らず、お仕事だったり、旅行の計画立てだったりと、このような考え方・組み立て方は応用きくんじゃないかな?とも思います。知識として入れておくだけで、いつか役立つかもしれませんよ。
皆様はどう感じられましたか?
今回はこれぐらいで。