2019第1節 京都サンガ×アルビレックス新潟
明治安田生命J2リーグ
第1節 @西京極
京都サンガ 0-0 アルビレックス新潟
http://www.sanga-fc.jp/game/2019022406/data.php
1)試合前プレビュー
2)14000人のサポーターと共に
3)試合後雑感
4)1番楽しかったこと
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1)試合前プレビュー
試合後に試合前プレビューという訳の分からんことを書くが、あくまで個人的に予想していた展開。
待望の開幕戦。
新生中田サンガが挑むのは昨季ホームで完敗した新潟。
新潟は昨季途中から指揮を執った片渕監督が続投。主力がほぼ残留し、そこにJ3得点王のレオナルドや前栃木のパウロンら外国人を補強。層がかなり厚くなった印象だ。
新潟の予想布陣はオーソドックスな442。
ミドルサードで構えて44ブロックを敷き、縦に入れさせないようにコンパクトに守るのが持ち味。
またひとたびボールを奪うと高さと機動力のあるか2トップを中心にカウンターを繰り出し、桁外れのセカンド回収率から波状攻撃に繋げていく。CFだけでなくサイドアタッカーに得点力があるのも厄介だ。
京都としては安易なミスからカウンターを受けないこと。
また2トップに対しては厳しくいきカウンターを遅らせることが重要になってくる。
また中央を締める相手に対して、素早くボールを動かしてギャップを作りそこを突いていきたい。
また左右のウイングがどれだけ仕掛けられるかも、1つ鍵になりそうだ。
試合展開としては90分ほぼ膠着状態が続きそう。
その中で一瞬の空白やセットプレーのワンチャンスがあると思うので、お互いそれを大事にしたいところ。
予想スコアは 1-1 (京都:小屋松、新潟:矢野貴章)
2)14000人のサポーターと共に
予想外の集客力だった。
サンガの運営スタッフの尽力の賜物だと思う。
また新潟サポが1500人来たというのもありがたいことだ。
新潟サポさんありがとう!
そして伊勢志摩から駆けつけたみなさんありがとう!
混雑を予想して、ハーフタイムにゲートを開放したり、随所で工夫してるのも見て取れたのですごくよかったと思う。
決起集会(新チャント練習会)もいつもとは違う場所で、新鮮さもあるし決起集会感強いし楽しかった。
決起集会でパイフラブンブンしてる僕
久々に振るとぐっちゃぐちゃやった
精進します
photo by Rikaさん
やはりなんといっても(南側ホーム自由席を除く)どこを見ても満員のスタンドが気持ちいい。
試合前から京都は「飛び跳ねろ」、新潟は「アイシテルニイガタ」で選手を鼓舞し、また試合中もゴール裏を中心にスタジアム全体で盛り上がりを見せて、"これぞ開幕戦!"という雰囲気で楽しかった。
3)試合後雑感
両者の戦い方は想定内。
新潟はブロック敷いてカウンターだし、京都はボールを保持して再三崩しを試みる。
しかしスコアはなかなか動かない。
その中でいくつか良かった点がある。
・CB宮城の巧さ
・完璧とまでは行かずとも新潟FWレオナルドを抑えれたこと
・上夷くんのスピードとカバーリング、さらにボールを運べること
・中野くんがシティのベルナルドシウバみたいなプレーしてたこと
・3センターや宮吉が隙あらば縦に入れて、中央での崩しを試みる場面が何回もあったこと
ポジティブ要素は書こうと思えばまだもう少し書ける。
大卒ルーキーが揃ってスタメンで、それぞれの良さを出せてたことはチームにとって非常に大きい。
また昨季スタメンだった選手がそうでなくなったりと、チーム内でさらに競争が起きていきそうなのは良い。
(中田サンガに不向きな選手もいそうなのはたしかだが)
Twitterにも書いてる人いたけど、小屋松なんかはウイングよりもインサイドのほうがいい。新潟の右SB川口がいつも以上に良くて小屋松が封じられてたのもあるけれど。
それを差し引いても、小屋松の運動量や飛び出しといった特長を生かすなら中。
あのサッカーでウインガーなら局面打開できる、いわゆる質的優位性を持つ選手。湯澤やジュニーニョに期待がかかってくる。
守備では庄司が最終ラインに落ちて54ラインのブロックを作るということだったが、前半途中にはそれをやめていたのは良い判断だろう。
新潟が最初少しだけ前プレしてきたが、そこまでハマらず撤退して行ったので、そういうのを見て変えたのだと思う。
試合の中で相手に合わせて修正していくことは非常に重要なので、その断片が見えたのは収穫。
石櫃投入は予想外やったけど、時間帯や試合の流れ考えると、闘莉王やモッタを投入したのは良い采配やったと思う。
ただ多くの人が感じていた「闘莉王に入れたのに放り込まないの?」というところは監督と選手、また選手同士の意思疎通がまだまだ必要。
この選手が入ってきたからこうしようっていうチームの決まりというか、イメージの共有というか。
全体を通して、守備のやり方だったり中央・外と崩しであったりトライをしてる印象が強かったし、既に去年よりは見られるサッカーになってるので、今後も我慢強く見守っていきたい。
また3バックのクラブや前からプレッシングでハメてくるようなクラブとあたると別の課題も見えてきそうなので、特に徳島戦(4/28H)や町田戦(5/19A)なんかは実力を試す意味でも注目したい。
新潟について触れておくと、上述の通りSB川口が右サイドを制圧していたのは明るい材料。
また崩され掛けはしたものの、GK大谷を中心に無失点に抑えれたのはよかった。その一方で、どうしても相手に食いついてしまいスペースを空けるのが見られたので、どこまで我慢して守れるか、またチャレンジアンドカバーで埋めていけるか。
レオナルドは強烈なボレーなど、数少ないチャンスで存在感を示したと思うし、決して大きくないがフィジカルもまあまああるので今後に期待。
あと矢野貴章は警戒していても怖い。
一つ前のnoteに書いたけれども、新潟のやりかたはある程度通用するんだけど、イマイチ勝ちきれないっていう試合が出てきてしまう。勝ち点を取りこぼした結果PO手前くらいになっちゃうんじゃないかなぁ…
4)1番楽しかったこと
試合前日に新潟サポ5名と京都サポ5名で開幕戦前夜祭をしたのが1番楽しかった!
みんなよく飲むしよく喋るしいい人ばっか!
初対面やったけど仲良くしていただいて、またひとつ他クラブのサポーター仲間と交流が増えたので有意義やった。
次は新潟で!
そしてまた来季以降も会えるように極力同じカテゴリーでがんばりたい。
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