Factorio攻略#8:メインバスとは
Factotioを実際に攻略しながら、便利な知識やテクニックなどを紹介していきます。
プレイ動画もあるので、細かい操作や実際の流れなど、より具体的に見たい場合はそちらもご覧ください。
ここからの攻略では、工場をメインバスに切り替えていくので、今回は「メインバスとは何か」について解説したいと思います。
メインバスって何?
メインバスとは、工場の構築方法の一つです。
「バス」と呼ばれるエリアに大量に素材を流す方法。
バス以外に「製錬」のエリアと「組立」のエリアを区分けして、工場を構築していく方法です。
製錬のエリア 概要
メインバスの工場は、製錬のエリアがスタートとなります。
ここで基本となる素材を製錬して作り出し、それをバスに流すことでメインバスが始まります。
製錬のエリアにはこんなふうに製錬の施設が並びます。
鉄板・鋼材・銅板・石レンガといった素材が作られます。
バスのエリア 概要
組立の素材となるアイテムをバスのエリアに流していきます。
このメインバスの場合は、搬送ベルトで右から左に素材が流れている形。
上の画像はバスの始まりのエリアですが、バスが進むにつれ、流れるアイテムの種類は増えていきます。
上の画像はバスの終盤。
流体も加わるなど、様々なアイテムが流れる形になっていきます。
組立のエリア 概要
組立のエリアでは、バスから素材を取り出して、欲しいアイテムを組み立てていきます。
一つ例を見てみましょう。
まず見てほしいのは、バスに流れている銅板や鉄板が下のエリアに向かって流されているところです。
また、下のエリアで組み立てられた電子基板(緑基板)がバスに流されています。
この電子基板(緑基板)がまた別のエリアの組立てに使われるわけです。
組立て部分を見てみます。
こんな感じで、上から流れてきた素材を使い、組み立てたアイテムを再びバスに流すことで、また別の組み立ての素材として使っていくわけです。
別のパターンとしてはこんなこともあります。
・サイエンスパックを組み立てる場合 →バスには流さず、研究所に向かって搬送する
・モールの場合 →チェストにストックしておき、必要に応じてアイテムを使う
また、組立てのエリアについてはもう一つポイントがあります。
「組立」のエリアを見てみると、左右に多くのスキマがあるように見えないでしょうか。
これは、あえて一定の幅ごとに区切り、その区切りごとに一つの機能を持たせるようにしています。
ギチギチに組立機を並べるのではなく、「この場所はこれ」と整頓するイメージです。
メインバスって何がいいの?
まず前提として、メインバスというのは効率が良い手法ではありません。
バスというところに素材を流す必要があるからです。
バスがある分、広いスペースが必要になりますし、大量の搬送ベルトも必要になりますし、搬送ベルトの上を流れる分の素材も余計に必要になります。
また、もう一つの欠点として、拡張性が悪いことがあります。
もう一度メインバスの全体像を見てみましょう。
バスの上下に組立のエリアがあります。
このため、一度メインバスを作り始めてから、あとでバスの上下幅を広げるというのはほとんど不可能です。
となると、例えば「鉄板を4列だけ流していたけど、やっぱり足りなくなってきたので8列流したい」と思ったとしても、変更はできないわけです。
以上が、メインバスの悪いところです。
ではメインバスの何が良いかというと、すごく分かりやすく、作りやすいということです。
目の前のバスに必要な素材が流れており、そこから必要なものを取ってくればいいだけなので、どこから何を持ってくるか考える必要がありません。
また、「ここでこれを組み立てる」と整理するため、どこで何をやっているかが一目瞭然です。
工場に何の素材が不足しているのか、その素材を作っているのかどこなのか、簡単に分かるため、増強が容易なのが良いところです。
製錬のエリア 具体例
以上がざっくりとしたメインバスの考え方です。
メインバスは自由に作っていいものですが、初めての方はイメージがつかないと思うので、具体例も書いておきます。
まず製錬のエリアについて、私の場合は下記のパターンで製錬のエリアを作っています。
鋼材:4列
鉄板:4列
銅板:4列
石レンガ:1列
これだけあればゲームクリアまではだいたい何とかなるはずです。
より具体的な製錬の構成は建設計画のページをご覧ください。
バスはどうして4列で作るの?
バスの具体例に入る前に少し補足です。
再度バスを見てみてください。
アイテムが4列まとめて流れているのが分かるでしょうか。
また、4列と4列の間には2マス分のスキマがあります。
まず4列流れている理由‥‥5列や6列ではなく、4列にしかしない理由ですが、これは地下搬送ベルトが4列までしかまたぐことができないからです。
画面上の方から下の方に素材を流したいとき、他の列をまたいでいく必要があるためです。
もちろん、またぐ相手方に地下搬送ベルトを使って、むりやり列を増やすこともできなくはないですが‥‥
一つ材料を流すたびに多くの地下搬送ベルトを使うことにもなるので、あまり良い方法とは思えません。
なので、4列ごとにスキマを開けるのが基本です。
4列と4列の間は、2マス分スキマをあけないと、地下搬送ベルトを連続で使うことができないので、2マスあける形になります。
バスのエリア 具体例
概要の項目でも説明したように、バスはあとから上下幅を増やすということができません。
このため、バスに流す素材はメインバスを作り始める段階で決めておく必要があります。
初めてメインバスを作るときは何をどれだけバスに流せばいいのか全く分からないと思うので、一例をご紹介しておきます。
「1」と書いてあるのは、そのアイテムを1列だけ流す。
「4」と書いてあるのは、そのアイテムを4列流す。
という意味です。
なお、裏技として、バスの上下に組立エリアを作るのではなく、片方(例えば下側だけ)に組立エリアを作るようにすれば、あとからバスの上下幅を増やしていくことができますが、メインバス全体がかなり大きくなってしまうので、あまりおすすめはしません。
今回は以上です。
組立のエリアの具体例についてはこの記事では説明しません。
これを説明すると、ありとあらゆるアイテムの組立を説明することになってしまうからです。
具体例は建設計画集の方に記載があるのでそちらをご覧ください。
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