なぜ書くんだろう?
わたしは特に自分史を書くことに集中しておりました。
今回の書籍はエッセイ・自叙伝とビジネス書の中間点に位置するものとして作成を進めていました。
そして血の通った哲学書やエッセイとして読まれるように書いてみました。
いま私が選んだ解になります。
《WithコロナWorld下の今、【居る】ということを想う》
紅葉童女となった娘。時間をかけての対話、
自身がん患者になり,闘病生活。抗がん剤との闘い。
家族とインフォームドコンセント。セカンドオピニオンへ。
死を想う、メメントモリ。
いつしか自分史を書くことに。
人生の棚卸をすることで、人間関係をみつめる。
過去を、内部表現も書き換えることができるのか?
もしくは未来からのふりかえりは可能なのか?
<目次>
第1章 ゴメン、僕はもう仕事を辞める‼
第2章 これ○○○泣きますよ
第3章 人生を好転させた一つの言葉
第4章 世界は足元に広がっている
第5章 正気の沙汰じゃない ! なんだそれ⁉
第6章 化身したいの? 極端な環境へ!
第7章 アンダーグラウンド ~イメージフォーラム~
第8章 マリリンモンロー ノーリターン
第9章 宏舟の『社会をchangeする必要はあるの !?』
第10章 Chicago Cincinnati で考えたこと
<まえがき>
「大変な時代になった」
そんな言葉を耳にすることがある。
理由は言うまでもない。
リストラで職を失ったり、なかなか収入が増えなかったり、
いっけん明るい未来なんてやってこないように見えるからだ。
そして
コロナショック!
けれども、本当に大変な時代になったといえるのだろうか。
モノの見方、捉え方しだいで、人生はいかようにも面白くなるはずである。
こんなふうに言うと、
「順風満帆な人生を生きてきたから、そうやって言えるんだ」
といった声が聞こえてきそうだ。
しかし、けっしてそんなことはない。
これまでの私の人生は失敗ばかりだったように思う。
15歳のとき、高校受験に失敗して浪人生活をおくった。
初めて大きな挫折を味わった。
そのころから映画監督になるのが夢で、高校、大学と夢を追い続けた。
だが、しだいに自分の能力のなさを思い知り、ここでも挫折。
なんとなく周りに流され、大学卒業後は就職する道を選んだ。
やがて結婚し、子どもにも恵まれたが、ある日をさかいに私は酒浸りになった。
自分の目の前で、まだ幼い、1歳2か月の娘を亡くしたのだ。眼前で。
そこからは、生きているのか、死んでいるのかわからない日々を過ごした。
何も手につかず、妻とふたりで途方に暮れた。
そんななか、数十年のあいだ、ずっと酒に逃げてきた。
のちに酒は私の体を蝕み、直腸癌を発症。
一命はとりとめたものの、私は人工肛門(パウチ)をつけることになった。
つまり、私は障がい者になった。
ずいぶんとショックを受け、気持ちはすっかり沈み込んでしまった。
しかし、いま思えば人生の転機だったのだろうと思う。
大切なことに気づき、いまでは日々前向きに生きていけるようになった。
家人との関係も、以前よりよくなってきている。
人生は本来、楽しいものだ。
人生を楽しみ、面白がっていると、やがてヒト、コト、モノとの新しい出会いに恵まれるようになる。
そこから新しい世界、さらに新しい出会いへと広がり、人生は変化、変態し進化していく。
私は64歳になって、やっとそのことが見えてきた。
ときには、歓迎しない出会いに遭遇することもあるだろう。
孤独を味わうこともあると思う。
しかし、何があってもなんとかなるものだ。
現に私達のように貧乏人で子だくさんでも、なんとかやってこれた。
だから、人生はなんとかなるようにできているのだと思う。
人生を諦めそうになっている人、投げだしそうになっている人に、「人生は面白い」ということを伝えたくて書いている。
そして、妻、6人の子どもたち、7人の孫たちに捧げたい。
妻と出会ったのは、17歳のとき
だから、出会ってもうすぐ半世紀近くになる。
私のよき理解者であり、唯一無二の存在だ。
どんな言葉をつくしても、感謝してきた思いは伝えきれないだろう。
本編に入る前に、これだけは言っておきたい。
私はずっと、家族を大切に思ってきた。
しかし、幼い娘を亡くしたことをきっかけに、自責の念にとらわられ、私は頑なに心を閉ざした。
酒に逃げ、家族に背を向けていたときもあった。
家族をはじめ、大切に思う人たちに、たくさんの迷惑と心配をかけてきた。
いま思い返してみても、胸をえぐられるようだ。
そういった自らの負の部分も含めて書き綴っていきたい。
「どんなことがあろうとも、人生は面白い」
そんな想いを、語っていけたらと思う。
では、さっそく本編へと進もう。
たとえいま、あなたがどんなにつらくても大丈夫だ。
きっとなんとかなる!!
こんにちは♪♪
生まれて初めて、電子書籍を書きました!!
娘を亡くし、ガンを克服した私の生涯です。
キャンペーン中なので『99円』で購入できます。
応援していただけるとうれしいです。
ぜひ、お願いいたします。
庄司一雄
【娘を事故で亡くし、死にかけたじいちゃんが語る
人生で本当に大切にすべき10のこと】
<<< https://www.amazon.co.jp/-ebook/dp/B08QCNLNN3>>>
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?