<靴をオ-ダ-した日>
<靴をオ-ダ-した日>
父からスキーを教えてもらったのは
蔵王山
蔵王山には幾つか縦走コ-スがあり
地蔵コ-スというのがあった。
樹氷が見れる
小学低学年の時
ロープーウェイを乗り継ぎ
父と山頂へ行く
雪がまばらに降り
視界も悪く寒かった
風が冷たい
身体下から降ってくる風は要注意だ
初めての縦走コ-スで
父の後を追いながら
ボ-ゲンで滑っていく
何回転んだろう
何十回と足を踏ん張ったか
とにかく下り坂が怖くて
足が震えて震えて
なだらかな緩い道になるとホッとする
ゴ-クルに雪が入り前も見づらい
手も冷たくて思わず口のなかへ
指を突っ込み息をかける
これがいけなかった
膝が震える
とにかくがむしゃらに両足を広げ
父の後ろ姿を追う
追うしかなかった
とにかく真似をして
同じように滑ってみた
怖かった
できた
怖い
できない
できた
の繰り返し
できない 滑れない が
なんとかできた
滑れたになる
数キロのコ-スを滑り終え時の感慨
父の後を追った記憶は鮮明に覚えている
指を口に入れるのは厳禁と
後から教えてもらった
かえって指がかじかんで
指が動かなくなり
凍傷の原因にも、、、
足はガクガク
心臓はバクバクの日は
無事終わった
少しずつスキーも上手くなり
冬は毎週蔵王山にいくようになる
高校に入ると登山部に入る
山形朝日連峰
北の出羽三山、南の飯豊連峰と縦走した
そして学校で
100キロ歩行を企画した。
有志で地元を文字通り
町から街を100キロ練り歩いた。
その時初めて登山靴を
オ-ダ-発注した
(両足のサイズと足の重心がかかる所
が若干違うのです)
足にピッタリの靴に心が弾んだ
登山には、靴が最重要なんですー☺️
足指の使い方が分かると
自由に足を運ぶことができる
今日15日は
靴の日👟だそうですね!