![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/141325807/rectangle_large_type_2_8eb056dce525e6c609fe7bb46b4f2953.png?width=1200)
育児を見える化 ~データ収集 ぴよログ~
現状把握が根幹である
仕事をしていると、よく PDCA とか OODA とか言われます。
PDCAサイクルとOODAループは、ビジネスやプロジェクト管理で使われる重要なフレームワークです。どちらも継続的な改善と意思決定のプロセスをサポートしますが、アプローチに違いがあります。
PDCAサイクル
PDCAは、Plan(計画)、Do(実行)、Check(評価)、Act(改善)の4つのステップからなるサイクルです。
Plan(計画):
目標を設定し、達成するための計画を立てます。
問題点を分析し、解決策を考えます。
Do(実行):
計画に基づいて行動を実行します。
小規模なテストや試験を行うこともあります。
Check(評価):
実行結果を評価し、目標に対してどの程度達成できたかを確認します。
データを収集し、分析します。
Act(改善):
評価結果に基づいて、改善策を実行します。
成功した部分を標準化し、問題点を修正します。
このサイクルを繰り返すことで、継続的な改善が可能になります。
OODAループ
OODAは、Observe(観察)、Orient(状況判断)、Decide(意思決定)、Act(行動)の4つのステップからなるループです。特に軍事戦略や迅速な意思決定が必要な状況で使われます。
Observe(観察):
環境や状況を観察し、情報を収集します。
自分の状況、敵の動き、環境の変化などを把握します。
Orient(状況判断):
観察した情報を分析し、理解します。
過去の経験、知識、文化的背景などを基に状況を判断します。
Decide(意思決定):
最善の行動方針を決定します。
いくつかの選択肢を考え、その中から最も適切なものを選びます。
Act(行動):
決定した行動を実行します。
迅速に行動し、その結果を再度観察します。
このループを高速で繰り返すことで、変化する状況に迅速に対応できます。
比較
PDCAサイクルは、計画的で継続的な改善プロセスに適しています。長期的な視点での改善を目指す場合に効果的です。
OODAループは、迅速な意思決定と行動が求められる状況に適しています。特に、急速に変化する環境や競争の激しい状況で有効です。
どちらも状況に応じて使い分けることで、効果的な管理や意思決定が可能になります。
と、ビジネスのアプローチ的なことを書いたのですが、育児も一大プロジェクトなわけで、これらの手法は活用できるのではないかと考えた次第です。
PDCA をしようにも、OODA を使用にも 現状把握 をしないことには始まりません。
現状把握とは現状の見える化 = 数字での事実確認 だと考えています。
ぴよログ
育児の記録をつけるために色々とアプリを試したのですが、ぴよログが秀逸でした。
UIが使いやすいのと、UX として 記録の利活用をしてくれる点が個人的には高評価です。
ぴよログの機能
![](https://assets.st-note.com/img/1716254250687-NFuzrtUWbg.png?width=1200)
育休関係なしに夫婦での共有はしておくのが良いと思います。
![](https://assets.st-note.com/img/1716254281686-1T3NoJaKHa.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1716254308791-bYdLJaQUX1.png?width=1200)
AIアシスタントの真価を発揮できる場です。
![](https://assets.st-note.com/img/1716254295069-LFirNGSFCr.png?width=1200)
可視化から 次のアクション を導き出せるのは非常に重要です。
![](https://assets.st-note.com/img/1716254323418-n461GwJPoG.png?width=1200)
自分でデータの二次利用をすることが可能です。
![](https://assets.st-note.com/img/1716254335534-tLcJqS591X.png?width=1200)
ぴよログは サービス開始から7年を迎えており、その機能や運営体制も日に日に良くなっていっていると実感できます。
ぴよログおすすめ機能
細かな機能は 公式HP を見て頂くと良いのですが、使っていて良いなと思う機能です。
複数人の登録
子どもが複数いる場合はもちろん、大人も登録することが出来ます。
大人を登録してどうするの?となりますが、コロナ禍では体温や体調の管理が必要なこともありましたので、ぴよログの 体温記録や 下痢嘔吐の記録をつけることが出来る機能は役に立ちました。
家族全員の記録を一元化出来るのはありがたいです。
記録の見える化
基本的な記録をグラフで表してくれるのは非常に有効です。
特に新生児の頃は ミルクと睡眠と排泄 が 赤ちゃん三大泣く理由ですが、その状況を把握し、次のアクションに移すことが出来るので重宝します。
![](https://assets.st-note.com/img/1716257106731-Wu6YFJOh2x.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1716257106690-sDRdhMbwqu.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1716257631749-NmsG77QQGK.jpg?width=1200)
まとめ
他のアプリを使用しても良いのですが、日々の育児の記録を付けていくことでデータ化し → 可視化し → アクションを起こし … PDCA / OODA していくことに繋がると思います。
世の中の DX推進はもとより、様々なプロジェクトやビジネスをやっていく中で現状把握のための正確なデータ収集はいつも難易度が高い作業ではありますが、アプリを使用して小まめに収集していくのが王道だなと感じさせられました。