ATOK Android スマホの日本語入力
もうかれこれ十年ぐらいスマホの文字入力にはATOKを使用している。
当時で、1,500円ほどで一括購入をしたのだが、十二分に元は取ったなと実感している。
これまでスマホ黎明期にShimeji を使ってみたり、Google IME を使ってみたりと色々と試した中でたどり着いたのがATOKであった。
ATOKの何が良いのかと言われると、実際に使ってみて体感してくれ。後悔はさせないから。と言うのが本音ではあるが、簡単に気に入っている項目を挙げておきたい。
キーボードの位置・サイズを自在に設定出来ること。
良く片手モードと言うのがあるが、片手モードは片方に寄せればそれで良いという物では無く、寄せた端の方はそれはそれで使いづらくなる。
その為右寄せなら、若干右端にも隙間を空けた方がキーボードは使いやすくなる。
下端の位置も同様である。
日本語と英語のみの切替に出来る。
これも地味な要求ではあるのだが、カナ → 英 → 数 と言う切替が他のキーボードの主流だと思う。
一方でATOKは カナ → 英・数 と言う切替にすることが出来る。
つまり、英字のフリックの下キーが数字に割り当てられるという物。これが、キーボードの切替の手間が減って非常にありがたい。
また、カナの入力 でも「あかあか」と打って変換すると、以下のように数字に変換できる
英字の入力が楽
メールの返信など、英語の入力機会も多いが、片手で操作することを考えるとフリック入力が今のところ一番早いと思っている。
ATOKももちろんその他の入力システム同様にQWERTY 配列のキーボードモードにする事は出来るが、そうしなくても片手モードでカナから切り換えるだけで良いのが魅力である。
英語の単語も豊富に入力予測が可能であり、入力するのも滞りなく出来るのがありがたい。
ATOKは 「スペースを常に半角」にする事が出来、「英単語の後には自動で半角スペースを入力する」事もできる。
これにより英字入力において結構な効率化を図る事ができる。
削除キーでまとめて削除が出来る。
削除キーはどの入力システムにも付いているが、ATOKは削除キーの長押しをする事で、「左側を全部削除」 や「文・単語を削除」を行える。
入力と言うより、削除の手間が省けるのが嬉しい。
入力システムは使ってみないと
結局のところ、入力システムは使ってみないとその価値には気づけないと思う。
どれだけ使い心地がよいのか、使ってみないことには分からないし、他との比較も出来ない。
そのためには、主だった入力システムを片っ端から登録して、無料期間も含めて色々試してみるのが良いと思う。
良い悪いの判断基準
入力システムの善し悪しは結局のところ、タッチ(フリック)の回数 と所要時間 がKPI になると考えられる。
タッチの回数は キーボードの切り替え、予測変換の精度、入力の修正 が主な要因になる。
所要時間は、例えば、Googleの入力システムだと音声入力でのテキスト変換が出来る。これだと タッチの回数は劇的に減ることになるが、入力ミスに対しての修正や加筆を考えると所要時間がたいして変わらないことも考えられる。
以上より最低でも二つのKPI から比較するのが良いと思う。
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