主義とか主張の本質って
政治。
政治ってのは、簡単に言えばみんなでより良い方向へ行きましょうってもので。
学校のクラスメイトでも、職場の組織でも
不良、オタク、真面目人、自由人、勤勉化、体育会系、芸術系とまぁ様々な価値観があるが
そのみんなで、喧嘩せんとうまいことやってこーってのが政治。
その中で、誰が正解?ってやってまうと
冷戦みたいな喧嘩が起きるんですよ
自分が正解と思ってる奴 VS 自分が正解と思ってる奴
が喧嘩するって構図ですね。
なので今は、色んな反省から
誰が正解とかやなくてできるだけみんなで協力してやってこうやっていう時代です。
多様性、ダイバーシティ、LGBTなどのマイノリティ活動、色んな概念がでてくるわけです。
その中で政治って枠で、自由主義。がいます
全体があんまり個人に干渉せんといてくれ、個人のやり方で行きたいわ。ってタイプ。
個人主義にも近いですし、アナキズムという無政府主義も、ノンポリという政治無関心も
この自由主義という枠組みにいます。
ルールとか、規約とか、そういったモノに強く反発するかひたすらに守らないタイプです。
僕は病院という組織で
強制勉強会というのには参加しなかったし、
形だけの会議にはでませんし、
自分の部門に意味のない規約には常に反発してるので
どちらかと言えば、自由主義者です。
が、自由主義者も留意すべきことはもちろんある。
そもそもルールや規約も、核の部分は全体を守るために存在したりします。
少しオーバーに言えば、法律があるからこそ僕らは犯罪に巻き込まれる可能性が低くなっているので
ルール規約の恩恵を受けてるのです。
社会保障という強制的ルールがある事で
病気や疾病になっても安心がありますし
道路や信号、橋やらとインフラ整備の恩恵も高額納税者によって個人は支えてもらっているのです。
その事を無視しての個人主義なんてのは、ただのワガママです。
自分は全体を守る恩恵を受けているのに、全体への貢献はしないって言うのは意味が違う。
自由主義である人はそのことも理解した上で、自分の生き方をデザインする必要はあります。
それと、自由主義には
個人の強い能力が求められます。
アーティストでグループ活動が嫌で独立するなら、個人でファンをつけれる魅力がいります。
アニメワンピースのメンバーは、医者に調理人に航海士に船大工に
個人がずば抜けた能力をもっているからこそ成り立ちます。
医者も規約ルールだらけの大病院が嫌で、
個人で経営したいなら
自分に技術も知識はもちろん、人を惹きつける人間力も必要です。
プロサッカー選手でも、実力があるからこそ
クラブチームに需要があります。
能力があるからこそ、比較的自由にチームを選択することができます。
全体を守るルール等に反発したり、無視したり、自分の主張を通すなら実力がいるって構造です。
ということで、
今までの古いルールや規制に反発したり
縛られずに生きて行きたいという思想や
個人主義、個人プレイヤー、独立プレイヤー
というタイプも多くなっていますが
社会全体が自分の事だけを考えていても
政治は進歩しません。
個人主義や自由主義やらと自分の主張と共に
他の主義への理解も尊重も、歴史の推移も
歴史の知識も
様々と吸収していかなければ、ただのワガママになってしまいます。
やはり、利己的な思想では
社会は循環していきません。
どの主義や主張も
本来はみんなが今よりも良くなるために。
という気持ちが大切であることを
忘れてはいけませんね。
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