防衛費。暴力装置

日本の防衛費も上げていかないといけない
という流れになりつつある

アメリカがアメリカ第1主義を掲げる以上
日本は必然的に自衛(防衛)力を高めていかないと、食われる事になる

ジャイアンが守ってくれないのなら
スネ夫は自分で力をつけないといけない

が、ここはかなり危険なPOINT

判断を間違えれば
取り返しはつかない選択肢

軍隊を作れば国が強くなるのか？
防衛費を増やせば国が強くなるのか？

日本民族というなら
思い出さないといけない事実がある

関東軍(陸軍)のあの暴走を。

大日本帝国を守るために創造された暴力装置が、大日本帝国を滅ぼす事になった

あの事実を絶対に忘れちゃいけない

暴力装置を強化させると滅ぶ。
というのが歴史の通説として存在する

フランスはそれで革命まで起きて対仏大同盟まで発生してヨーロッパを全て敵にまわす事にまでなった

中国でも
節度使が暴走して唐が滅ぶ原因となった
節度使とは
唐代の中国で辺境の警備を主な任務とする軍団の統率者の事
国内の要地にも置かれ、その地方の兵政・民政・財政を掌握する強力な権限を持つようになり
結局は暴走して中央政府に噛み付いた

もう一度言うが
暴力装置は基本的に暴走する

大日本帝国の再来ってのも
冗談ではなくなる

実際に日本で銃刀を所持しでも良いのは
暴力装置のみである事を認識してほしい

僕やあなたが銃刀を所持すると
銃刀法違反で逮捕される

令和でも
刀狩りは続いている

つまり
現在でもすでに暴力は1点集中の状況となっている

軍隊や自衛隊やら警察やらという暴力装置だけが武器を所持すると暴走する
これはもう間違いない

やからこそ
スイスのように職業軍人ではなく
国民皆兵として国の一大事の際には国民全員が武装するという仕組みもある

つまり暴力装置を拡大している

暴力装置を強化するのか？
範囲を広げるのか？

それらの議論も必要である

怖い話やが
現在またあれこれ喧嘩がはじまっている

あら、怖いわね。
では済まない所まで来ていると言える

暴力装置を暴力装置で抑えこめば？
という考え方もあるが
それが2.26であろう

さらに暴力装置は拡大されてしまい
中央政府に噛みつき
誰も暴走を抑制できない事になる

防衛費がどうのという議論が最近成されるというのは、
非常に怖いフェイズに入ろうとしている
という事である