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無視できぬ事実がある

元刑務所勤務で
現在は精神科勤務をしてる者です

僕の強みは
有名ではない事です

やからこそ
それらの経験から
みなさんにリアルな話を提供できたりすることかと考えます
(もちろん、守秘義務+個人情報は守ります)

さて
覚醒剤ってのがありますね

まあ今なら大炎上するような
こんな表現も
当時は表現の自由があったので
許されてたんですね

警察官の精力的な取締の結果
留置所、拘置所、刑務所は
正直覚醒剤中毒者で溢れてます

ご存知かと思いますが
莫大な国費を使って
覚醒剤中毒者の方の衣食住を提供しています

もちろん
その税金の使い方は問題ない(=^・^=)
って人もいるでしょうが
自分達の税金がなぜ覚醒剤中毒者の衣食住に使われるの?(´-`)
って人もいます

しかし
賛成か反対かってのは
関係なく税金は徴税され
実際はその使い方に口は出せません

ちなみに
勤務してて僕も初めて分かった事ですが

覚醒剤中毒者の方の大半は
生活に困ったりしたら
覚醒剤を所持しながら笑顔で交番にやってきます

すんません。(^^)またお願いします…(^^)

と、笑顔でやってきたりするんですよね

警察官としても
バカバカしい状況に
何言ってんねん!!
と、ツッコミたくなったり
注意で帰したくなったりするでしょうが
覚醒剤を所持してる以上は
現行犯逮捕するしかありません

例えば
鉄パイプもってきて

[おい、もう頼むから刑務所入れてくれよ!
じゃないとほんまに暴れんぞ??]

みたいな人も結構いるんですよ

まあそういうギリギリの場合は
警察官の方が親身に話をして
悩みなんかを聞いて
鉄パイプを取り上げて

[もうこんな事やめや?
はい、今日はもう帰ってゆっくりしよ]

と処理することもあります

警察官、本当に大変ですよね(-_-;)

今日も
見えない所で
聞かれない所で
治安を守ってるんですよね

ってことで
上半身を脱いで、次は全裸になるぞ!
と言ってきたり
私お金ないので、
今から自殺しようとしますが、いいですか?
ってのもあります

それこそ
暴力団やら犯罪組織から脱退して
命を狙われてる人なんかも含めて

刑務所に入りたい

人も結構いるって事実を知っておいてください

でもね
実際はやっぱり
刑務所に入るまでの犯罪ってのは
なかなかできないもんなんですよ

やからみんな
何とか悪いフリをして
刑務所に入れてくれよってなるんです

で、回りくどくなりましたが
とっておきの技が
覚醒剤所持で交番に行く
って事です

問答無用で逮捕ですからね

この事実があるからこそ
覚醒剤を売る人間も決して消えない

 あれはね
覚醒剤中毒者に対してだけのビジネスじゃないんです

刑務所に入る切符としてのみ
購入する人間もいるんです

こういう事も
知っておいてほしいなと思います

この辺の現場のリアルを知らずして
警察官の事を語れないし
覚醒剤も絶対に語れないと思います

取り締まればいいねん!
そんなもんじゃ絶対に解決しません

取り締まるからこそ
生まれる
今日の記事のような話が出てくるわけです

世の中はトレード・オフなのです

厳罰化
取締強化
だけで解決できれば
もうとっくに……

とりあえず
僕は刑務所勤務しながら
現場も色々とまわった経験から
ある1つのリアルをお伝えしました

覚醒剤関係の処理に
現場の警察官は忙殺され続けています

覚醒剤な重罪です

裁判官は国選弁護人をつけ裁判を開く
審理を行い、判決を下す

その間の検察官や裁判官の人権費
国選弁護人の費用
これらはみなさんの税金です

逮捕、留置、検察送致、拘置、裁判
そして刑務所に入ってからの衣食住。

それらの費用も
みなさんの税金です

こういう話は
知らぬが仏
なのでしょうかね

しかし
これからの社会
なんてのを語る際に
いつもこういう事実の話は無視されるのも
疑問で仕方ない











 





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