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容姿で笑う文化は、終わりにしよう

久々に感動したのと
考えさせられるきっかけとなったのが

お笑い芸人の
アインシュタイン稲田さん

僕は知らなかったんですが
最近知って
動画で漫才を見たり
発言を聞いたりして
その魅力に惹きつけられました



彼に

皆さんは信じられないかもしれませんが、
僕は生まれ変っても僕でありたい。

という言葉があります

中学生時代は外見にコンプレックスを抱えていて
非常におとなしい性格やったそうです

高校生のときに
明るいグループに仲間入りしたのをきっかけにみんなからいじられる人気物になったという転換点

友人が笑ってくれることがすごくうれしくて容姿の悩みが吹っ切れた

こんな顔に産んでくれた両親にありがとうって思えるようになった。

いやぁ
ほんまに感動

人間の人生という時間には
友人や仲間がどれ程までに大切か。
それが伝わります

容姿ってのは
日本とか関係なく
全世界でコンプレックスを生みます

顔の造形、髪、身長、体格、足の長さ…

僕は元刑務所や精神科といった
脳神経の世界で勤務してるので
容姿による
イジメ、自信喪失、自殺未遂、引きこもり
適応障害、摂食障害…

たくさん出会ってきました

本当は両親に感謝してるのに
社会による容姿差別なんかで
両親を恨んでしまうケースも
よく見てきました

そんな中
自分の容姿で
みんなに笑いを提供する稲田さんは
どれ程までに強いのか
脳神経世界にいる身として
感じるのです

そしてその強さを支えてるのは
友人、仲間、家族。

相方の河井ゆずるさんも
稲田さんの事を
なんだかんだで非常に愛してるのが
伝わります

それは
稲田さんがLUCKYやった
なんて単純な事ではないでしょう

彼は小学生に
顔がキモいねん。
と言われた後の返しに
顔だけちゃうよ。
と言う

言葉のナイフで心臓を刺されてるのに
それすらも笑いに変えるんですね…

そして、そう返す事によって
その小学生すら悪者にしないのですね。

この人間力が
たくさんの人間を惹きつけてるのでしょう

そして
彼に友人や仲間が集まるのも
非常に納得がいきます

その他
彼が悪口を言われた時の返しは
動画でたくさん見れるので
興味のある方はぜひ。

どれだけ自分が言葉のナイフで刺されても
決して言った側すら悪者にせず
おもしろく返す

心底感動しました。

あぁ、お笑い芸人ってのは
こういう人の事か…

って

そして最後に。

アインシュタイン稲田さんは
お笑い芸人ですし
笑ってもらえる事に喜びを感じてはるからこそ
笑いが起きていいとは思います

が、
基本的に
そして個人的に強く思うのは

もうね
ハゲとか、ブスとか、チビとか、デブとか
歯がないとか、毛深いとか

もうそういうので笑う文化は
終わりにしてほしい。

最近
お笑いでも
ハゲ。とかを題材にする漫才等には
批判、否定が強く出るようになりました

すごく良いことやと思います

なぜか許されると思われてきた
ハゲ。
という言葉

昨今は
男性女性関係なく
抗がん剤にしても
重度円形脱毛症や
多発性脱毛症
抜け毛がとまらない人も
薄毛も
多くなってきていると言います

カツラにウィッグに
植毛にagaに

もうメディアで
ボケでも使うのは難しくなっていきます

素晴らしい事やと考えます

そもそも
何がおもしろいのか
ずっとわからなかったんですよね

容姿でのボケと
容姿へのツッコミという文化

女性芸人も
なぜか容姿ネタとかをSELECTしてたりしますよね
あれも不思議なのです

もう容姿がどうので
笑わせようとするのも
笑うのも
終わりに向かってほしいと思います

ハゲが問題になったように
容姿ネタを見てる側
聞いてる側が
やはり違和感をもって
笑わない事が非常に大切です

ウケるからこそ
やめないし
終わらないんですよ

容姿差別は。

そして
全ての人が
容姿なんか表面的な
何も本質的ではない要素に
苦しみ
悩む事が
なくなり
自分らしく生きていける世の中に
なっていく事を

改めて願います

1人1人の意識が
それを実現します








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