【植物ホルモン】サイトカイニンと水草について
今日、ご紹介する
植物ホルモンは〜
サイトカイニン
サイトカイニンという植物ホルモンについて水草水槽をやっている方は
トリミングを頻繁に行うため


『ふむふむ』『なるほど👍』
と聞いていただけるのではないかと思います。

サイトカイニンの主な働きは
葉の老化抑制
光合成の活性化
イネの穀粒数の決定
側芽の促進
不定根の分化
根の伸長抑制
老化抑制
種子の休眠打破
花芽形成
色々ありますが、今回取り上げるのは
側芽の促進

以前別の記事で
【植物ホルモン】オーキシンと水草
についてお話しましたが、
オーキシンは頂芽を伸長させます。
今回はトリミングで左側赤丸🔴の頂芽をトリミングしたとします。
そうすると右側の赤丸🔴の側芽が生えてきます。
これがサイトカイニンの大切な役割です。
どこで、頂芽の成長を止め、側芽(脇芽)を伸ばしたいか考えながらトリミングを行わなければなりません。
また、
根の伸長抑制
という働きがあるため、トリミングを行いすぎると、根の成長がゆっくりになります。
植物にとって栄養が吸い上げられず、茎が細くなったり、弱々しい姿となります。
①ある程度水草が大きくなってからトリミングをすること。
②定期的に差し戻しをすることが大切です。
綺麗な水草水草を作るお手伝いになれたら幸いです

