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KRYラジオ「大人の音楽堂」:ピーター・フランプトン(2023.6.3OA)

ロック史に輝くライブ盤「フランプトン・カムズ・ア・ライブ」ピーター・フランプトンを世界に知らしめた名ライブアルバム。1974年から1976年まで、全米の大都市から小さな町まで細かく地道にツアー、バンドのアンサンブルを見事に固めました。そのことは聴けば分かります。ビルボード200で見事全米1位。当時高校生だった俺は同級生の女性から「最高」といわれLPレコードを借りました。そのとおりでした。あれから47年くらい経ちますが今でも聴いてますね。しかも番組で紹介出来る。高校時代がよみがえります。余談ですが、1970年代はわざとジャケットが見えるようにLPレコードを持ち歩いて、なんとなく「これ聴いてます…」みたいな優越感に似たアピールをするロックファンがいました。

さてピーター・フランプトンは16歳くらいからプロ活動を開始、時は1966年ビートルズが大盛り上がり…アイドルグループに入れられるが嫌気がさし脱退、ブルージーなサウンドのスティーブ・マリオットと「ハンブル・パイ」を始動させロックファンに受け入れられます。それなりに活動した後、音楽性の違いが出ます。円満脱退…そしてソロ活動へ。ジョージ・ハリソンやデビッド・ボウイのギタリストとして活動しながら、ソロ活動も行いライブ盤で一気にブレイクした…そんな感じです。

彼のサウンドの特長にアコースティックギターがあります。ライブでもとても効果的に使用されてます。そしてトーキング・モジュレーター。どのようなものかというと、通常エレキギターはアンプとスピーカーに接続します。そのスピーカーとは別の小さな箱(20cmくらいの立法体)の中に入っているスピーカーに接続。その箱からホースが出ていてホースの先から音が出ます。それを口にくわえて口の中の動きで音の調整をします。その音をマイクで拾ってミキシングする…そんなエフェクターです。シンプルなのですが少し面倒です。しかし、インパクトはあります。個人的には大好きですね。「フランプトン・カムズ・ア・ライブ2」も出ています。これもいいですよ。

さて次回はUFOです。お楽しみに。

今回オンエア
SOMETHING'S HAPPENING
SHOW ME THE WAY
IT'S A PLAIN SHAME
BABY, I LOVE YOUR WAY 君を求めて
I'M IN YOU
BREAKING ALL THE RULES


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