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KRYラジオ「大人の音楽堂」:ザ・ローリング・ストーンズ60's②(2023.5.20OA)

「俺は集中砲火の嵐の夜に生まれ、髭の生えた魔法を使う歯抜けの魔女に育てられた。鞭打たれ酷い毎日、そして捨てられた。しかし問題ない。むしろかっこいいいだろ?俺の名はジャンピン・ジャック・フラッシュ…」代表曲「JUMPN' JACK FLASH」の歌詞であります。1968年サイケデリック路線からストレートのロックンロールに回帰したストーンズの場外ホームラン。ライブでは必ず演奏されます。ロックンロール・サーカスでの生々しい演奏が動画サイトで観れますよ。

さて先週に引き続きThe Rolling Stonesの1960年代シングル曲の2回目。カッコいいですね。1960年代後半、バンドは乗りまくっています。その反面ドラッグ問題が表面化…この時代よく聞く話です。逮捕…なんてこともありましたが、次々にヒット曲を連発。ミック・ジャガーっていつの時もバンドの躍進を考えていたのだろうと感じますね。最高です。

番組内で話しましたが1973年1月の初来日日本武道館公演が発表され大きな話題になりチケットも発売…しかしメンバーの過去の薬物問題で入国拒否…多くのファンは当時の政府や法務大臣を恨んだことでしょう。この頃のストーンズは60年の歴史の中でも最もノッていて絶好調といわれています。(後にオフィシャルソフト「LADIES & GENTLEMEN」でそのころのストーンズを楽しむことが出来ます)この公演中止をストーリーに加えた、映画「太陽を盗んだ男」は俺の趣味に見事にハマりました。主人公は中学の理科の教師。ジュリーこと沢田研二が演じます。コツコツと自宅で「原爆」を作ります。…そして完成…。最高の脚本です。そこにローリング・ストーンズが絡んできます。是非観てください。

次回はこの続きで、1960年代の終わりのローリング・ストーンズを締めます。お楽しみに。

今回オンエア
19th NERVOUS BREAKDOWN 19回目の神経衰弱
PAINT IT BLACK 黒くぬれ
LET'S SPEND THE NIGHT TOGETHER 夜をぶっとばせ
RUBY TUESDAY
JUMPIN' JACK FLASH
SHE'S A RAIBOW

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