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KRYラジオ「大人の音楽堂」:ジミー・ペイジ②(2022.12.10 OA)

ハードロック全盛の時代をリアルタイムに過ごしてきて、その流れの目撃者として、地方から大都市へとビッグネームのコンサートに行ったことは人生の糧となっています。ボブ・ディラン、ボブ・マーリー、ローリング・ストーンズなどなどきりがない…。会場に入り席に着く、開演までのワクワク感がたまりません。1993年の暮れやっと、やっと生のジミー・ペイジを観ることに物凄く震えました。ヴォーカルはデビッド・カバーデイル…この際誰でもいい。そんな感じでした。

俺は当時KRYのテレビで「金夜はロック座」に出ていました。洋楽中心のPVをオンエアする、地方局では画期的なロック番組です。その番組にビッグニュースが舞い込んできました。あのジミー・ペイジが元ディープ・パープル、ホワイトスネイクのデビッド・カバーデイルと組み、レコーディングが終わり、そしてツアー…しかもスタートは日本から…大騒ぎです。いち早くPVを観ましたが、それはそれは想像以上のクオリティーにビックリしたことを覚えています。番組もLED ZEPPELINのジミー・ペイジが出たということで、なんか物凄い充実感を感じましたね。

さて大阪城ホールでの大騒ぎのコンサート。客席は歴史的ライブを期待するファンで埋め尽くされています。期待をはるかに超える内容に驚きを隠せない…そんな感じでした。いわゆる「最高」です。LED ZEPPELINやWHITESNAKEの曲も演奏しましたが、別物として非常に楽しんだことを覚えています。印象に残っているのは、ジミー・ペイジが曲間に何度かしゃべるんです。嬉しかったですね。デビカバさんはジミーとのライブがとても嬉しいのでしょう。楽しくてしかたない…そんな風に見えましたね。動くジミー・ペイジを生で観たのはこれが初めてでした。もう神がそこでギターを弾いています。目の前です。かなりのコンサートに行きましたが、とても印象深いライブでした。しかし、ご存知のとおりこの日本公演だけで解散…ある意味「伝説」のコンサートでした。観れてよかった…とにかく音がデカい。低音がおなかに響きまくり。その後ジミー・ペイジはロバート・プラントと再び組み…LED ZEPPELINの曲を見事に再現してくれて、KRY「金夜はロック座」のクオリティーも上がりました。この二人のユニットというか復活は奇跡ですね。LAまで行きましたよ。やはりZEP最高です。

さて次回はジミー・ペイジの参加した音源も含めTHE BLOCK CROWESです。スタンダードでエッジのきいたサウンドを楽しんでください。

今回オンエア
【THE HONEY DRIPPERS】 
SEA OF LOVE
【COVERDALE PAGE】
SHAKE MY TREE
TAKE ME FOR A LITTLE WHILE
PRIDE AND JOY
WAITING ON YOU
TAKE A LOOK AT YOURSELF


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