KRYラジオ「大人の音楽堂」:お盆なので…若くして亡くなったミュージシャン(2022.8.13OA)
「大人の音楽堂~ういろう、ひねってみました」
山口放送KRYラジオで毎週土曜日よる9時半~10時放送中!
パーソナリティ山根由紀夫がリアルタイムで観た、聴いた、演奏してきた体験を生かした、洋楽中心の音楽番組です。
ジミ・ヘンドリックス、ジャニス・ジョップリン、ジム・モリソンそしてローリング・ストーンズ創始者のひとりブライアン・ジョーンズ…私がロックを聴き始めた頃には既に天国へ…死因は不明とのことですがおそらくアルコール摂取とお薬のオーバードーズが原因とのこと…時代と言えば時代なのでしょうが、なんとも切ないです。ミュージシャンの若すぎる死は突如襲ってくることが多いです。とりわけLED ZEPPELIN のジョン・ボーナムについてはとてもショックでした。いろんな困難を乗り切り「さあ新たに活動開始」…そんな矢先…32歳。後にも先にもこの方のようなドラマーはいません。なんか当たり前のようにZEPを聴いているがひとうひとつの音とフレーズは恐ろしいモノがあります。いまさら説明不要です。
今回取り上げたミュージシャンで、オールマンブラザーズバンドのデュアン・オールマンとジョン・ボーナム以外は役者さんによる映画化がされています。特に1991年オリバーストーン監督の映画「DOORS」はお薦めですね。ヴァル・キルマーの迫真の演技がドアーズの音楽と1960年代を知らない人にも伝わる感じがします。それと、2005年のイギリス映画「ストーンズから消えた男」これは興味深く楽しめました。サスペンスタッチで構成されたブライアン・ジョーンズ他殺説…彼がどれだけピュアでだらしなかったのかが描かれています。もっと評価されてもいいと思うんですが…。それとセックス・ピストルズのシド・ビシャスを描いたゲイリー・オールドマン主役の「シド&ナンシー」の強烈さ。ビッグネームが早くして亡くなるのは非常に残念なことですが、曲は残り、伝承されていきます。伝説ですね。初期のストーンズなんて今聴くと、とても新鮮でかっこいいのであります。
次回はフリートウッドマック。リンジー・バッキンガム、スティービー・ニックスが参加し世界的に大ヒットしたアルバム「噂」「ファンタスティック・マック」からのセレクトを予定しています。お楽しみに。
今回オンエア
ROBERT JOHNSON/CROSS ROAD BLUES
JANIS JOPLIN/MOVE OVER
JIMI HENDRIX/FIRE
THE DOORS/LIGHT MY FIRE (LIVE)
THE ROLLING STONES/PAINT IT BLACK
LED ZEPPELIN/ROCK AND ROLL
THE ALLMAN BROTHERS BAND/IN MEMORY OF ELIZABETH REED
SEX PISTOLS/HOLIDAYS IN THE SUN さらばベルリンの陽