それでも僕はブーイングはしない鳥栖
こんにちは。きりやです。
最近zoomや、インスタライブが、盛況ですね。コロナの影響のいい面として選手や監督の考えがダイレクトに聞けるようになりました。
このことについては良い面、悪い面あると思います。
さて、先日の元サガン鳥栖、権田選手のインスタライブで、興味深い話題が出ました。
「鳥栖は(特定の)選手に甘い」
「甘すぎても選手は勘違いする」
という点です。
これは海外でもよく聞く話。サポーターが厳しいから、その、要求に答えるために強くなる。
必死にやって、いい試合しても「まだまだだろ!」と言われることで、「もっとやらなきゃ」と思う、と。
分かるんです。言いたいことは。でも僕はずーっとこの文化に疑問を持っていました。
そして、1つの僕なりの回答を見つけたので記します。
果たして不甲斐ない試合をしたときに、ブーイングすべきなのか?
厳しいことを言うべきなのか?
答えは「否」です!
いや分かるんです!
厳しく言われた方が、「あ、これで足りないんだ!」と若い子が気付く、とか。
「鳥栖はこうあるべき!そこに足りてないぞ!」と気付かせられる、とか。
試合後の良い反応、悪い反応で気付くこともたくさんあるでしょう。
でも僕はやっぱり厳しい声やブーイングはしまさん。
何十回考えても、ブーイングすべき理由が見つからなかったからです。
なぜブーイングしないのか?
僕がなぜブーイングしないか、と言うと、単純に選手にもっと頑張って欲しいからです。
罵声より声援の方が頑張ろう!と思うでしょ?
まあ中には
たたかれて頑張れる選手もいるかもしれませんが、それは上司や親や、同僚のやるべきことですよね?
コンビニでダメな店員がいて、文句言ってたら、それはどうなの?て思うでしょ?
まとめます
サポーターの厳しい声が
チームを成長させる
これと同義のことを一般企業で言います。
お客様からクレームを受けないと、
弊社の従業員は成長しません。
前者はね、なんか聞こえがいいですよね。
自分もチーム作りに入った気になるし、チーム強化に役に立った気にもなれる。
プロスポーツやプロのアーティスト。音楽でも芸術でもいいんです。
そのねお客さんがね、「あー今日だめだったなぁ、面白くなかったなぁ」てときの普通の反応はなんだと思います?
それは
無関心
ですよ。
もういいやーとか。
このバンド次のライブは行かなくていいやーとか。
今日はだめだったとき
そんな時に声高に声を出す人は稀です。
悪かった時は人は黙るもんです。黙って愛想を尽かす。
今日は出来が悪かったなあて試合で
それでも拍手もらって決まりが悪い、とか
この位でいいんだーとか
勘違いするとしたら
チーム内の自浄作用が不足しすぎてません?
それって上司(監督)やチームメイトの仕事でしょ?
それを観客側に求める?
しかもそれがないと成長できない、という理由にする?
僕には受け入れにくい考えです。
もう一度言います。
「お客さまからのクレームがなければ、弊社の社員は成長しません」
ダサくないですか?
ちょっときつく書きましたが、
店員の態度が悪いなら、それはその店に行かなくなるだけ。
その店のファンだったとした、すっと距離を置かれるのが常です。
そこで文句言うのはお門違いです。
だって経費削減のために店員の態度やサービスは敢えて減らしてるのかもしれないし、
教育が足りなくて出来てないのか
その本人がやる気がないのか
理由は外から分からないからです。
あくまでも、「会社側(チーム)が、我社の社員はこうあるべき」という教育を示してそれを社員に徹底する。
どんな方針でどんなチームにするか
どんな方針ならお客さんが増えるのか?
どこまでコストを掛けるのか?
それを決めるのはチーム側です。
そして観客の反応は自由気ままです。それを必死に伺いながら運営していく。
世の中に、鳥栖にはどんな需要があるか?
を見ながらサービス(試合内容)を提供する。
プロなんだから、ダメな時にブーイング受けるべき?
冗談じゃないです。
僕から言わせれば
ダメな時に、サポーターが厳しく言わないと頑張れない選手こそ、プロじゃないです。
プロならば、自己反省や監督チームメイトの意見を聞き、自分たちで、より強くなっていくべきでしょう。
それがプロじゃないのか?
お客さんの、ブーイングなしに成長出来ないのがプロではないはずだ。
僕もサポーターの端くれ。
年パス買ってゴール裏で応援する側です。悔しくないはずありません!でもそれを押し殺して!
次また走れるように、拍手と声援を送ってるんです!!
その声を聞いて、「これでいいんだー」とあまえるような選手はプロじゃない!
と思います。
終わり