鎌田大地選手のインスタライブについて

僕が鎌田選手を見たのは、多分に漏れず「サガン鳥栖」で試合に出た時だ。

ナビスコ杯で衝撃を受けた。高卒のルーキーがまるで中心選手のように堂々とプレーしていた。

さらにリーグ戦では早々に松本戦でゴール。名古屋戦での豊田選手へのスルーパスなどは語り草かもしれない。


そんな鎌田選手が先日インスタライブを配信していた。詳細は伏せるが興味深い点をいくつか紹介したい。どれもリスペクト有りきの紹介ではあるが、もし不快な表現があったら先に謝っておく。

それは鎌田選手のチャームポイントだよ!と(笑)

1.プロフィール

まずは鎌田選手のプロフィールについて。ご存知でない方のために軽く紹介すると鎌田選手は足元が上手そうな、トップ下が最適そうな、そんな選手である。中村俊輔や香川選手のような。

それでいて意外と身長がある。公表180cm。それがまさかのインスタライブで詐欺が発覚した(笑)

実は

184cmくらいあるんだとよ!!

え?!高くない?

まだまだ、体の強さはドイツで競るには足りないところもあるかもしれないが、これだけの身長があれば、フィジカルの部分でも伸び代が期待できる。ゴリゴリになる必要はないが期待したい。

それにしても5年も経って身長の逆サバ読み(本人はどうでもいいので適当に書いた、とのこと)が、発覚するとは、、

なんか、鎌田選手らしいなと。


2.鳥栖について

鳥栖についても語ってました。これは少しネガティブな話題になるかもしれません。

まず、戻ることはありえない、と。これはシントトロイデンについても戻ることは無いと言っていたので、後述する「サッカーの違い」も影響はあるでしょう。

でもそれ以上に、「鳥栖ねぇ、もう誰もおらんややん。違うチームやもん」という発言があり、これはチーム作りとは?という考え方に繋がるかなと感じました。

人は知っている場所や懐かしい場所、恩義がある場所には帰りたくなるものです。ユース出身であれば年月がその役目を果たしてくれるのでしょうが、高卒や大卒だと難しい。

せいぜい出してくれた監督には恩義があるかもですが、正味2~3年。それで僕の原点は鳥栖です!帰りたいです!なんてのも正直無理があるでしょう。

だからこそ、ずっと在籍する選手というのは意外と重要なのかな、と。

ここ数年鳥栖はかなりの選手の入れ替わりがありました。生え抜きの選手も居なくなった。

それも、サッカーですからそれを批判するつもりはありません。ただチームの魅力作りとしてそれが、どう、影響するか?そういうことは、考えた方がいいのかな?と思いますね。

鎌田選手の偽らざる気持ちであり、僕としても戻る必要のないくらい大活躍してほしいです。

ただ鳥栖が好きですから、若手が海外に行っていつかは鳥栖に戻ってきて、というクラブとしての在り方が出来ればいいな、と思います。

もちろん、帰る気なんてねーよ!と羽ばたく若者たちの気持ちはそれはそれで素晴らしいと思います。ただそのうちの何人かはね、帰りたいと思ってくれるクラブであったら嬉しいなと。

そのために、勝ち負けだけじゃないクラブ編成というのも一考の余地はあるなと感じた次第です。


3.サッカーの違い

最後に。

これね、ドイツでは毎試合満員だとか、アウェーでもすごい人数が来る、とか。

そんな簡単な話に始まり、「鳥栖のとき、そんな人気無かったもん」という、発言もありました。

そして、今はやりたい環境でサッカーが出来てる。初めて望んだ環境でやれてる、と。

これは翻すとJリーグや、サガン鳥栖、そのスタジアムや雰囲気、それがやっぱりドイツに比べるとまだまだ、という事である。

これはどんなに強がっても敢然たる事実だと思うんですよね。そこを意地張っても仕方ない。

その、現状を踏まえた上で逆に言うとまだまだ成長する余地がある、てことなんですよね。

スタジアムのお客さんの人数だとか、文化とか、雰囲気とか。

ちなみに鳥栖では人気なかった、というのも、事実だと思ってます。僕は鎌田選手推しだったので尚更それは感じてました。

「もっと走れー」

「そんなに貢献してないじゃないかー」

そんな心無い野次もたくさん聞こえてました。代表に入ってからですかね。

鎌田選手は昔から凄かった!

という勢が急に増えました(笑)

そういう面も含めて、選手からの印象に、繋がると思うんですよ。だから本当にね、よく分かんない印象で野次飛ばすのは止めてほしいですね。

まあ海外のほうがそこは凄そうですけど、何言ってるか分からないのが逆に良いのかもですけどね。


とまあ長くなりましたが、非常に鎌田選手らしい、ダラダラとした中にもハッキリとした主張が垣間見えて、とても興味深いインスタライブでした。


それではまた



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