趣味について コミュ障の僕から
趣味と種類とコミュ障と。
最近コロナの影響で趣味について良く考える
趣味は大きく分けて2種類ある。
消費系か生産系か。
例えば同じ音楽が趣味!という場合でも
聞くだの見るだのは消費系。
消費系は新しいコンテンツが配信されないとやる事がなくなる。
逆に生産系は自分で楽器やる、とか、編み物編む、とか自分で生み出すクリエイティブなもの。
こっちは無限に楽しめそうだが、逆に技術や才能の限界も感じやすい。
どっちの趣味も実はキーワードはモチベーション。
モチベーションて仕事や義務のものにだけ使うものじゃない。
楽しめるかどうかもモチベーションが必要なんだよね。
意外とそこまで考えてる人少ないかもだけど。
例えば消費系のモチベーションを上げるのはこんなの。
・限定(FCしか見れない!とか)
・鮮度(ライブで今あってるものと、既に終わった試合ではモチベが違う)
・好き嫌い(バンドやチームやそのジャンルへの思い)
・希少価値(海外のアーティストが何年ぶりに来る!とか)
・感想の共有(楽しかった!と言い合える仲間や場所がある)
逆に生産系のモチベーションは
・向上する(自分の上達を感じる)
・成果物の共有(出来たものを見てもらう、披露する)
・その作業の好き嫌い
生産系は鮮度に影響されない分いつでもやれる。
その代わり多くの価値が、人に見せたり、感想を感じることで得られるだろうさ。
もちろん自己満!てのはそうなんだけど、
形にする、という所まで行かないと満足感は得られない。
いつまでも下手だとモチベーションは上がらない。
文章書くのも
アーティストに差し入れするのも
音楽作るのも
カバーするのも
楽器やるのも
褒められたい、ではなく
こんなん出来たよ!と
言える場や相手が居なければ
どこまでやれるだろうか?
だから生産系で大事なのは導入。
あ、割と形になった!とか
ある程度の形になるまでが楽な方が入りやすいし続きやすい。
その導入時にどんな教えられ方をするか?にもよるけど。
コミュ障である僕は、
形になったもの、は見せれるけど
素の自分や、素の状態は
人が怖くて恐くて簡単に近づけない、という習性がある。
あんだけギター動画上げてたり
自撮りあげてたり、
サッカー話しに絡んだり
営業で人前でプレゼンしまくってて
何が人見知り?コミュ障?!と思われるかもしれない。
でも違うのだ。
それを開示できるのは
形にはなった!という
作り上げたものだから出せるのだ。
自撮りも加工してるし、作ってるし
ギターだって何度も撮り直してるし
作り直すし。
生産した後のものだから
人にオープンにできる
プレゼンだって準備した結果の発現の場だから。
臨機応変な対応ができない、のではない。
それはできる
準備した通りに話すだけ、という意味ではない。
そういうデモやプレゼンの場に対しての準備をした後の自分
だから人と話せるのだ。
分かるかな(笑)
わかる人居ないかな(笑
サッカーも「サッカーの話します!」と来られれば
これまでの知識や経験や言いたいことはいくらでも出てきて話せるのだ
音楽好きなの?と言われれば
好きな音楽の話しはいくらでも出来るのだ
何でも話していいよ、という
ふリーな雑談
つまり普通の状態でおしゃべりするのが
何していいかどうしたらいいか分からず
隠れたくなるのだ。
無防備な自分
急にサッカーの講義しろ、
3分間スピーチしろ、と言われる方がよっぽど簡単だ。
朝会社いってどんなに仲良い人でも
おはよー!!のあと、
何か話していい、となるとすれば
果てしなく難易度が高いのだ
だから最寄り駅から目的地までは
知り合いに会っても隠れる(笑
話がそれた。
コロナで消費系のコンテンツが新しく配信されにくくなっている世の中
僕は生産系の趣味を沢山持ってるつもりだった。
文章書くのも好きだし音楽もやるのも好きだし。
でも最近モチベーションが湧かなくて
やる気がない。
何故か?と考えたのがこの文章のきっかけだ。
モチベーションが生まれた(笑)
まあつまり
配信されるコンテンツも人が作るものだし
生産するクリエイティブなものも、
人に報告してなんぼ、のとこがある。
最後は人なんだ。
どうりで難易度が高いはずだ(笑)
最後に
趣味は2種類!と豪語したけど
僕らには最強のジャンルがある!
それが体験系だ!
体験系の趣味はこの両方の側面がある
体験(ライブやスポーツ観戦)は一見消費系に見えるが、生で見るには「どう見るか?どう楽しむか?」の経験が必要で、それが増えてくとより楽しめるようになる。
つまり見る技術を生産してる事にもなる。
見飽きる頃に自分の能力向上でまた楽しめる。
1粒で2度楽しめる。
しかも体験系のコンテンツを配信してくれるのは自分ではない。
そこはプロの素晴らしい何かを享受できる。
しかも生産系の見方、や、レビュー、なんてものも、同じ体験をした人なら受け取りやすい。
そりゃそーだ
どこの誰が作ったか分からないオリジナルソングを、誰かが生産したからって
それを語り合える場は果てしなく狭い
それが広がるなら貴方は生産系のプロになればいい
僕には無理だ(笑)
体験系の後日談や、僕なりの見方、なんてものは、
最初から多くの人がそれを見てるんだから
果てしなくハードルが低い。
どこかの誰かのオリジナルソングより
圧倒的に語り合えるはずだ
つまり趣味の中では
体験系がダントツで優勝なんだな。
異論は認める((笑)
認めるけど、体験系がこれだけ人を惹き付けるのは理由があるんだなぁと
改めて感じた。
だから
やっぱりニューノーマルとか言うけど
僕らはあの頃のあんな感じの
スタジアムやライブハウスが好きなのだ。
戻れるとか思うなよ!とか
新しい事考えて!とかが
正義のように語られるけど
戻りたいよね!
て気持ちは悪ではないはずだ。
無理でもないはずだ。
願ってさえ、いれば。
この所昔のように戻ることは愚のように語られるけど、なぜ行列並んでまで、チケット争奪戦してまで
あの空間に僕らは集まっていたのか?
そこにどんな価値があったのか?
画面の前なら全員最前?
ふざけんな!
遠くても見えにくくても
その場で体験したことに
勝る感動はないんだ!
今日はそれを言いたかった。
コミュ障の僕より。