怒られたくない日本人
こんにちは、きりやです。
前回ね、質問に答えない日本人って投稿をしたわけですよ。
そりゃあ世紀の大反響があったわけですが(嘘
それに近しい話題を。
日本人って、怒られ慣れてないと思う。
もしくは、間違った叱られ方をしてきたが故に、謝り慣れてない、とも。
今日のテーマ
「正しく怒られろ」
例えばね、ここ数日話題になってる本田さんの宿題論。
宿題を例に出すと、やらなかったら怒られる。
で、その返事として「やったけど家に忘れた」とか「やるの忘れてました」とか「今日までじゃないと思ってました」
そんな回答をするんだよね。
違和感があるのに気付きますか?
いや、本当にその理由だった場合はいいんですよ。
でも大抵は「宿題あるの、分かってたけど面倒だからしなかった」が理由だよね?
サッカーでプレスサボって監督に怒られたとする。
「奪ったあとの攻撃のことを考えてました」とか「あっちの選手のマークに行こうと思ってました」とかね
これ、なんだと思います?
もっともらしい事を答えないといけない、という空気があるんですよ。日本は特に。
これ単純に「面倒なのでサボりました!」というと「ふざけんな!」と怒られる。
回答した内容について怒られる。
ただでさえ宿題忘れて怒られてるのに、輪をかけて怒られる。
だったらそれらしい理由にしておけばいい。
そう育つのは仕方ないよね。
国会の答弁でも、それっぽい回答をして、なんか逃げるじゃないですか?
あれ、本当のこと言うとそこからさらに怒られるから。
いやいや
面倒だからサボりました!
に対しては
「して来なかった理由は分かった!でも次からしてきなさい!」
でいいんですよ。
なんか日本は正論っぽい回答をしなきゃいけない空気が強い。
あーそれだったら仕方ないよね、ていう理由を言わないと行けない、という。
本当にこういう理由、ていうのがあるのなら、それを言って正しく怒られればいいんです。
で、忘れたことに対して叱って終わり!
正しく答えた事に対してさらに怒るから本当の回答が出来なくなる気がする。
そして、気付かないうちに「怒られない答え方」が身についてしまう。
これが厄介
怒られない回答ってのは、考えたら出てくる。
でも何個もの質問に答えていくうちに、怒られない回答だけ選んでいくと、矛盾が生じるんですよ。
結局質問に回答してるんではなく、怒られなさそうな理由付を探してるわけだからね。
日本はそれで良しとなっちゃう場面が多すぎる。
理由なんてなく、失敗することもあるし
良かれと思ってやってダメだったことだってある。
それが認められにくいんだよね。
何でこんなことしたんだ!?て怒りたがる大人が多い
そして、理由を素直に答えると
何でそんな考えなんだ!とまた怒られる
もう何について論議してるのか分からなくなっていく。
正しく、起きた事象について語って
正しく、怒られましょう!
というお話でした。
これは共感得にくい話だと思います。
説明も難しい。
どっかで、あーこの事だなーて気付いてもらえたら、嬉しいな。
きりや