まずは自分のこと、他人のことは余裕ができてから
「やさしすぎるんだよ。誰にも相手にされなかったやばい奴があんたに流れてきてんの」。
数年前に友人から言われたこの言葉を、常に頭の隅に置いておくようにした。
以前から私は、何かしらの問題に巻き込まれることが多い。
当事者ではないのにいつの間にか相談役になっていたりして、自分の問題ではないのに真剣に考えてしまって、それはそれはめちゃくちゃ疲弊する。
いま私がこんななのは、親の育て方による結果だというのは最近自覚した。
自覚したのは一歩前進だとして、これからは自分で変えていかなければならない。
去年仲のいい友人たちの間を取り持つ役に不幸にも抜擢されたとき、途中で連絡を絶った。
毎日寝る間を惜しんで必死こいて自分の未来をつくろうとしている今、こいつらに割く時間も労力もないと判断したからだ。
結局そいつらは自分たちでなんとかしたようで、今は和解して楽しくやっている。
私が関与しなくてもその人たちの間にまだ縁があれば元通りのなかよしになるし、なければ疎遠になる。そいつらが疎遠になっても私の友人たちでなくなるわけではないし、誰と誰の仲が良くても悪くてもどっちでもいい。
人間は時々病む。毎日楽しい!というわけにはいかない。
それは私もそうだ。ニュージーランドに来て環境がガラリと変わり、仕事も恋愛も思うようにいかなくて病み病みの病みだ。闇の病み子だ。
この記事を書いたときよりはちょっとマシになったが、これからもしんどくなる時は絶対にある。
こんなときに他人の、ましてや恋人でも家族でも友人でもない人の相談になんか乗る余裕は全くない。
まずは自分のこと。
その次に一番大切な人のこと。
次の次に大事な友人たちや家族のこと。
…あー、知り合い程度の人の相談に乗る余裕は私の人生にはないや。
というわけで、今日ここに宣言する。
自分を一番大切にします。
そして大事な人たち以外の相談には乗りません。
はいおしまい。