『愛の不時着』のあの4人のファッションを、それぞれ一言で表すとこんな感じ?
こんにちは!Instagramにて@netflix.noteというアカウントを運営している中の人です。
今回は、私も(きっと、みなさんも!)大好きな韓ドラ『愛の不時着』に登場する主要キャストの4人ユン・セリ、リ・ジョンヒョク、ソ・ダン、ク・スンジュンのファッションについて、一言で表す&詳しく解説していきたいと思います!
ユン・セリ
『色×柄×素材 MIXで魅せる彩り豊かな表情
(と、リ・ジョンヒョクだけに見せる"スキ")』
北朝鮮では明るいビタミンカラーを多く用い、花柄や水玉の小さめの柄、ニットやシフォンなど柔らかい素材のファッションが多かったです。
まるで、この場所だけで見せるユン・セリの温かくて素朴な表情を裏付けるかのようです。
対照的に、ソウルやスイス、ピョンヤンでは、ジャケットやトレンチコートなどハリのある素材で作られたものが多かったです。柄についても大きな花柄やチェックなど、大胆・豪華な印象を持たせるコーディネートになっていました。
ただし、リ・ジョンヒョクといる時だけは、どこかユルさや隙を感じさせるような表情を見せます。それがよく現れたのが"ルームウェア"です。
序盤のストーリー、夢で自宅に帰っていたユンセリのルームウェアはこんな感じでした。華やかで気品があり、カッコいいユン・セリです。
しかし、北朝鮮からソウルに戻ってきて、リジョンヒョクと実際に一緒に暮らしているときのルームウェアはこちら。オーバーサイズのニットや、柄チェックのズボンからユルさと隙が伝わるかと思います。
リ・ジョンヒョク
『素材を最大限に引き出す、引き算の男』
いつも安定感ある姿で視聴者を裏切らなかったリ・ジョンヒョクは、終始モノトーンでシンプルに徹していたかと思います。そして、そのファッションがリ・ジョンヒョクのドラマ内で描かれる無骨さや誠実さをよく象徴していました。さらに、シンプルなファッションだからこそ、持っているスタイルを最大限に発揮できていたと思います。
ソ・ダン
『定番×アクセントで、密かな魅力を放つ上級者』
気の強い女性に見えて、婚約者との単純な恋愛を望んだり、母の失礼な表現を嗜めたり...... そんなソ・ダンの芯の強さと真面目さが、今思えばファッションにも現れていました。
シャツやトレンチコート、ジャケット......柄や色は派手でも、形はシンプルでオーソドックスなものを合わせていました。
ソ・ダンとユン・セリ、どちらも自立した優美さが魅力で、ファッションにも通じるものを感じますが、ソ・ダンのユン・セリとの違いはアクセントだと思います。
ユン・セリはビタミンカラーや総柄で、全身からその魅力を表現していました。
一方でソ・ダンは、ポイントとしてカラーや柄を取り入れているように思います。その忍ばせた、一筋縄ではいかない"ひねり"が、彼女の魅力としてファッションでも表されていたのではないでしょうか。
ク・スンジュン
『妖艶さとピュアさを使い分ける、どこまでもズルい
(けど憎めない)ギャップの塊』
当初、天才詐欺師でどこか浮ついた雰囲気だったク・スンジュンは当初、シンプル×モノトーンのリ・ジョンヒョクとかなりかけ離れたファッションでした。大胆な柄や色遣いとサイズ感によって、彼の色気と危うさを醸し出しているかのようです。
しかし、物語が進むにつれてわかりやすく変化が現れます。それを決定づけるかのように、シンプルでバランスの取れたファッションに変化していきました。色も次第に落ち着いていったように思います。もしかしたら、ソダンが片想いしていたリ・ジョンヒョクに寄せたのかな?とか思っちゃったりします......
終わりに
今回は、物語が進むにつれて愛着が止まらない魅力あふれる4人のファッションについて詳しく振り返ってみました。次々と変化する、彼らの表情とファッションに、また魅了された方も多いのではないでしょうか。
ただただ、ファッションと愛の不時着が好きな中の人の解釈ですが、楽しんでいただけていたらとても嬉しいです!
ちなみに、『愛の不時着展』では彼らがドラマ内で着用した洋服を見る(「拝む」?)ことができました。
素材感など実際に見ると違う発見もあると思うので、気になった方は足を運ぶこともオススメです!
それでは、また次回の投稿でお会いしましょう!
Photo:tvN公式Twitter(@CJnDrama)より
『愛の不時着』Netflixにて配信中!