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【映画から学ぶ🎬】周りの友人
こんばんは!
日本警察でタブー視されてる最大の汚職事件をみなさんは知ってますか??👮♀️
漫画の新宿スワンでも取り上げられたことのある、北海道警察で起こった稲葉事件をもとにした映画です🎬
日本で一番悪い奴ら
2016年公開
監督:白石和彌
主演:綾野剛
実在の事件をもとに描いた「凶悪」で話題をさらった白石和彌監督が、2002年の北海道警察で起こり「日本警察史上最大の不祥事」とされた「稲葉事件」を題材に描く作品。綾野剛が演じる北海道警の刑事・諸星要一が、捜査協力者で「S」と呼ばれる裏社会のスパイとともに悪事に手を染めていく様を描く。大学時代に鍛えた柔道の腕前を買われて道警の刑事となった諸星は、強い正義感を持ち合わせているが、なかなかうだつが上がらない。やがて、敏腕刑事の村井から「裏社会に飛び込み『S』(スパイ)を作れ」と教えられた諸星は、その言葉の通りに「S」を率いて危険な捜査に踏み込んでいくが……。暴力団と密接な関係を持ち、諸星に影響を与える村井役で、「凶悪」に続き白石監督とタッグを組むピエール瀧が出演する。
以下ネタバレあり!
綾野剛の演技がピカイチです。
薬を打ってトリップしてるシーンなんて迫真の演技過ぎて震え上がりました。。。笑
あのピエール瀧演じる村井との出会いをきっかけに、汚職警官の道に走ってしまった諸星(綾野剛)は検挙率を上げるためにヤクザとマッチポンプとなります。
朱に交われば赤くなると言いますが、
誰と出会うか。
誰と時間を過ごすか。
とても大事だなと実感します。
しかも最終的にマッチポンプとして取引するために作り上げた組織は、調子が下り坂になるにつれて瓦解していきます⚡️
柔道の腕前ピカイチだった新人時代から年を経て、汚職警官として左遷された諸星。
ラストに不良の若者に柔道で投げられるシーンは心痛くも、自分で蒔いた種を刈り取って今に至るなと当たり前にも感じます。
あなたの周りの友人はどんな人??
社会人になって先輩に言われたことは
「繁栄は友をつくり、逆境は友を試す」
"Prosperity makes friends, adversity tries them"
もともとラテン語での諺みたいですね。
自分が波に乗ってる時は人が寄ってくる。
けれど自分が調子が良くない時にこそ、人が離れる経験もあるし、そこで本当の関係性が露わになる。と。
本作において、汚職とはいえ一時的な繁栄を遂げた諸星は逆境に立たされた時、それまでの人間関係、選択の結果を味わうこととなりました。
どんな時も信頼関係で結ばれた人達と人生を過ごしたいですね。
それではまた!