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アメリカ英語の発音を超速で身に付けるには

日本の英語学習者にとって、アメリカ英語の発音には一種の憧れのようなものがあります。

しかしながら、日本の英語学習者にとってアメリカ英語の発音の習得は、2023年の今なお かなり困難に直面した状況が続いています。

なぜなら、これだけ英語の学習環境が整っているにもかかわらず、発音に関しては、相も変わらず昔ながらの発音指導、発音矯正がまかり通っているからです。

ここで言う昔ながらの発音指導、発音矯正とは、英語の個々の発音を英語の発音の中から取り出し、それらの個々の発音を、一つひとつ日本語を発音するときの舌の状態から強引に英語を発音する状態にして身に付けさせているということです。

しかしながら、このような発音習得の方法では、一時的には英語としての発音を身に付けることができたとしても、自然に身に付けた発音てはないため、しばらく発音しないでいると、発音の仕方を忘れてしまうこともあり得るのです。

このような発音習得の方法をひと言で表せば、発音の迂回学習 または間接学習と言えるのではないでしょうか。

なぜなら、最初から英語の舌で直接英語の発音を身に付ける方法(KRT方式)と違い、一旦 日本語を発音するときの舌の状態の中に英語の個々の発音を引き込んでおいて、そこで改めて英語の発音の習得に取り掛かるからです。

英語、特にアメリカ英語の発音と日本語の発音は、大きく違っています。
このことは,ほとんどの英語学習者が感じていることですが、ではどのように違っているのかというと、明確に説明できる人は少ないのではないでしょうか。

日本語とアメリカ英語の主な発音の違いを記述しますと、
破裂音や摩擦音、破擦音などの息の強さ。
母音やR音、W音の響き。
強弱のリズミカルな音の流れ..などがあります。

また、音声の特徴としては、以下のようなことがあります。
日本語には、「ア」は 一つしかないが、英語では 私たちには「ア」のように聞こえる音が幾つもある。
英語の[ i ]は、日本語の「イ」と「エ」の中間の音だと言われている。
私たちには「ウ」のように聞こえる音が、3種類ある。
アメリカ英語を話す人たちは、日本語の「ツ」を発音できない..
などがあります。

以上のような発音の違いや音声の特徴があることを認識できたとしても、発音指導や発音矯正が現状のままでは、英語学習者が、この困難な発音習得の状況から脱却することは,難しいのではないでしょうか。

実は、これらの課題を 一気に解決する方法があるのです。

それは,私たちが日本語を話すときの舌の状態を、アメリカ英語(General American)(略 GA)を話す人たちが GAを話すときの舌の状態にすることです。

今日は これで終わります。


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