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日本の英語学習者が行なっている主な発音習得の方法と舌との関係

日本の英語学習者の間で行われている主な発音習得の方法には、次のようなものがあります。

○息を強くするために、腹式呼吸をする。
○発音を滑らかにするために、口周りの筋力を強くする。
○音声の響きを良くするために、喉を開いて発音する。
○英語を読めるようにするために、フォニックスをする。
(現行のフォニックスは,本来のフォニックスの趣旨から外れて,発音そのものを習得することが目的になってしまっています)
○発音教室や発音矯正で、プロの指導を受ける。
○英語ネイティブの人たちの発音を何度も繰り返し聴いて、
それを真似する、いわゆる"耳コピ"をする。
○英語の音声学で発音を身に付ける

日本の英語学習者の多くは、上記のような方法で発音を身に付けている、あるいは 身に付けようとしているのです。

しかしながら、上記のような方法には、アメリカ英語の発音や発声の特徴の一部しか身に付けることができなかったり、長い月日をかけなければ
なりませんでした。
また、折角苦労し努力して身に付けた発音も、しばらく発音しないでいると、発音の仕方が分からなくなってしまうこともありました。

それに、上記の発音習得の方法は、(アメリカ)英語の発音で最も重要な部分がスッポリと抜け落ちてしまっているのです。
つまり、(アメリカ)英語の発音で1番大切な舌の存在をないがしろにしているという訳です。

舌は(アメリカ)英語を発音するに当たって、非常に重要な役割を担っているのです。

例えば、s,ʃ,p,k,t 等を発音するときに息の勢いを強くしたり、t の発音を幾つにも変化させたりしているのです。
さらに、音声を響かせているのも舌が大きく関わっているのです。

このように,アメリカ英語をアメリカ英語らしく発音するために欠かすことができない舌を、英語学習者は発音の習得に際して、これまで殆ど無視してきたわけです。

そのため、英語学習者の発音習得のハードルは、とても高くなってしまっているのです。

アメリカ英語の発音全般の特徴のごく一部しか反映されない、しかも 舌を軽視しているような上記の発音習得の方法は、もう改めるべき時期に来ているのではないでしょうか。

これからは、舌を中心にした アメリカ英語の発音の特徴がすべて盛り込まれている"KRT方式" で発音を身に付けるべきではないでしょうか。

KRT方式で行う発音習得の方法は、いたってシンプルなので、初級学習者を除く殆どの学習者が僅か数時間で、しっかりと正確にアメリカ英語の発音全般を身に付けることができるのです。
しかも、この方法で身に付けた発音は、何年発音しなくても発音の仕方を忘れることがないのです。

なぜなら、アメリカ英語を話している人たちの舌と同じ舌の状態にしておいて習得しているからです。

今日は、ここで終わります。




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