mican雑記200706(mican_ayaya)
「圧倒的なビジュアル感」
建築を勉強した方なら
はまる人は一度は、スポっと、
はまってしまう人たち。
それがARCHIGRAM(アーキグラム)。
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非常勤講師をしている専門学校が
今年から1コマ50分から90分に変わってしまった。
去年より時間が30分ほど増えるので、
毎回5分から10分程度、自分の好きなヒトモノコトを
紹介する時間を設けることにした。
毎回自分に圧を掛けて、しょぼいけれど、生徒さんに
見てもらう資料を作って発表している。
今まで、
皆川明さん、田根剛さん、中村好文さん、深澤直人さん、
TRUCK、藤森照信さん、を紹介してきて、そろそろ
ジャパン以外が欲しいところ。
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ということで、今週の授業では
圧倒的ビジュアル感がかっこよすぎるイギリスの建築家集団「ARCHIGRAM」を今回は紹介することにしました。
「ARCHIGRAM」という名前だけでもカッコよすぎて倒れそうだ。
1960年代に活躍している彼ら。
建築を建てる時のリアルな制約を外し、ビジュアル化、言語化し、発表する。
空、地中、海、人間・・・あらゆる制約を外し描いた都市のビジュアルは
近未来にしか見えない。
黒川紀章の出世作「中銀カプセルタワー」も
アーキグラムの思想に大いに影響受けてる気がする。
同世代なので同時多発的な感じもなくはないが(未調べ)
「ARCHIGRAM」という雑誌を年一で発刊するためのグループだったので全てアンビルト。
たまに思い出して、ごそごそと本を見ては、やっぱりときめいてしまう。
ほっこりじゃなくて超刺激的という意味で。
プラグイン、ポッド、インスタント、カプセル等、彼らの発した言葉に
影響受けている建築家も多いと思う。
60年代の若者らしいポップカルチャーが垣間見える。
自分が好きなUKロックともなんだか重なって見えるわね。
(mican_ayaya)
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