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大原れいこさんから犬養拓さんにたどり着き読みふけった雨の日(cherry)
梅雨に入った。
しかし今日は雨が降らず湿気も少なめ。
快適な月曜日。
エッセイが好きでエッセイを書きたくて毎週月曜日に更新しようと続けているが、今日はあまり言葉がこぼれ落ちてこない。
なので違う視点でお届けする。ちょっと長め。
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とある雨の日、興味があるものを次々と芋づる式に深く掘り下げて見る時間が今は十分にある私の目を引きつけた記事。
きっかけはYahoo!に上がってきたこのニュースだ。
▶︎美智子上皇后は義弟の姉、テレビプロデューサー「大原れいこ」の華麗なる交流
「お家柄」という言葉が忘れ去られつつある中で、「お嬢さま」もまた消えゆく存在なのかもしれない。もっとも、今年4月27日に84歳で亡くなったテレビプロデューサーの大原れいこさんは間違いなくお嬢さまの系譜に属する人物だった。世が世なら妃殿下になっていたかもしれない……とされるその華麗なる交流について、文筆家の延江浩がひもとく。
大物女優と同姓同名(本名は麗子)のテレビプロデューサー大原れいこさんが亡くなったのは、今年の4月末。記事はチラッと覚えていて、倉敷の大原美術館の創設者 大原孫三郎の孫がテレビマンで、亡くなったのだなぁ。というくらいだった。
記事を読み進めていると、小澤征爾と深くかかわりがあったらしい。
小澤征爾は私にとって、中学生の時から幼なじみが彼に深く傾倒していたから今でも何気に気になるお方だ。
そして、大原れいこさんのご主人は犬養康彦さん(故人)。元共同通信社社長で犬養毅(第29代内閣総理大臣 五・一五事件で暗殺)の孫である。
Yahoo!記事タイトルは、大原れいこさんの妹は上皇后美智子さまの弟、正田修さんと結婚していることから来ている。
ほーほー。華麗なる一族。どんどん大原れいこさんという方が気になってきた。
すると今度はnoteのこんな記事にヒットした。
大原れいこさんには息子さんがいらっしゃったようだ。
犬養拓さん。
息子である犬養拓さんからの母親、大原れいこさんの逝去のお知らせだった。
私も父親が亡くなっているからわかるが、自分の親が亡くなるという喪失感。もう2度と会えなくて、会えない時間だけが増えていくばかり。
亡くなる前の数ヶ月は今でも壮絶で筆舌しがたく、今でも誰にも伝えられない。
そんな自分の時とフラッシュバックしつつ、コロナ禍の今、犬養拓さんは親の経歴やその別れを書きながら、自分が生まれてこの日に至るまでの日々をどう受け止めたのだろう・・・。と、今度はどんどん息子の犬養拓さんが気になってきた。もし父が生きていたら大原れいこさんと同い年だったのも思いに拍車をかけた。
(それにしてもすごい髪型だ。ワンちゃん・わんこさん と呼ばれるのもかわいいではないか。私もそんな呼ばれ方が欲しい。)
犬養拓さんは、倉敷の美観地区のゲストハウス有鄰庵などを経営する株式会社 有鄰の代表だそうだ。
そこで私の頭の中がリンクした。
〜〜〜〜
2017年の秋、私は久しぶりに岡山県倉敷市美観地区に宿泊した。
何十年ぶりの美観地区は、私に多くの刺激をくれた。
(その時の1枚)
その美観地区でひときわ行列を作っているお店があった。
カフェ有鄰庵。
プリンに並ぶ行列とすぐわかったが、秋なのに暑さでバテそうだったその日に、その列に加わる余裕も無く、何度と行列を横目に見ながら歩いた。
そして、帰宅して有鄰庵の方が書かれているコラムを読んで、人と人の交わる場をつくることに対する姿勢に感銘を受けてFacebookにもシェアした。(なんのコラムだったかド忘れ。)
〜〜〜〜
そうか。その有鄰庵を経営する会社の代表であられたか。
今度は犬養拓さんのnoteを読みふけた。
少し読むと、感じた。
「あ。私この人好き。」(変な意味じゃない)
考え方、表現、しなやかさ、人に対する思い。
うまく説明できないのがもどかしいが、私の何かにヒットした。
どうしたら、こういう考え方ができるようになるのか。
犬養拓さんのバックボーンや普段考えていることをもっと知りたい。
気付いたらまとめていた。
(実際は5ページ書いている)
まとめていくことで自分のこれからの人生に落とし込めたい。書き進めること数時間。現在もまだ終わっていない。
若い時にこんな人と出会えていたら人生はまた別のおもしろい展開があったかもしれない。
岡山に住んでいる姪と甥にもこんな大人に出会って欲しいと思った。(もちろん我が息子にも。)
瀬戸内海放送が映ればいいのに。とも。(犬養拓さんはこの春から瀬戸内海放送のJチャンネルのコメンテーターになっただそうだ。)
朝見た大原れいこさんの記事から、気づけば夜になっていた。
この雨の1日は私に何をくれたのだろう。
かけがえのない1日をくれたことは間違いない。
うだうだと書き進めた今週のnoteであるが、アウトプットさせてくれる場所があってよかった。
読んでくださった方、ありがとうございました。
(cherry)
◎2020.6.15
この記事はスパイスカレーを作りながらお届けしました。
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