私を構成する5つの漫画
はじまして、はらです。
3月に学生を卒業し、今年から新社会人となった訳ですが、このご時世ではゴールデンウィークですらなにもすることがありません。
そこで、いままでなんとなく「自分の考え方を制限されそうで嫌だ。」と避けてきた自己啓発本やビジネス本などを読んでみようと思い立ちました。
そして不思議なものでそういった本を読んでみるとなにか発信してみたくなる訳です。なんででしょうか。
なのでこのnoteには本の感想などをつらつらと置いておこうと思います。(他のことももしかしたら書くかもしれませんが)
そしてはじめての投稿は何にしようかと考えたのですが、いかんせんはじめてなもので、まずは学生時代読んでいた本を、と思い漫画を紹介させていただきます。
1.名探偵コナン
僕がはじめて買ってもらった漫画です。小学生当時、親から漫画が許されていなかったため、祖父母に無理を言って買ってもらいました。以来今まで継続して買っていますし、なぜか映画も毎年行っちゃうんですよね。
この漫画のすごいところは週間連載とは思えないクオリティのトリックとキャラの魅力だと思います。何十年も連載しているのにトリックが尽きない発想はさすがですし、キャラクターはみんな個性的でかっこよくてかわいい。
たまに「それほんとにいけるの!?」というようなトンデモトリックや意味不明なうっす〜い動機もあったりしますが、それもまた魅力の一つですよね。
2.東京喰種
受験勉強をさぼってブックオフで立ち読みをしているときに出会いました。読んだ瞬間からその世界観に引き込まれて、気づけば全巻もってレジに並んでいました。
この作品の魅力は何といってもその世界観とそれにマッチした画風だと思います。人を食べないと生きられない生き物に変身してしまった主人公の悲しみや、とりまく環境が醸し出す狂気が独特のタッチとせりふ回しで表現されていて、厨二心をくすぐりますね。
僕は単行本7巻のヤモリ戦が特にお気に入りです。
3.PSYREN‐サイレン‐
人に「なにかおすすめの漫画ない?」と聞かれたときは僕はとりあえずこの作品をすすめることにしています。なんせ16巻で完結している上に、内容的にもとても練られていて、イッキに読めてしまうのです。
この漫画のすごいところはタイムワープ系のストーリーなのにそれをうまくまとめ切っているところです。時間を行ったり来たりするストーリーって特に週間連載の漫画でやるのは難しいと思います。その場その場の展開を考えながら行き当たりばったりでストーリーを進めてしまうと矛盾が起きかねないからです。しかしこの漫画では多少の突っ込みどころはあるものの、それをうまく避けて一つの流れとしてまとめています。
4.ジャガーン
比較的最近読み始めた漫画なのですが、なかなか面白いです。テーマは人の欲望といったところでしょうか。
ある日、空から「人に寄生し、欲望が高まるとその欲望に応じた”壊人”に変身させる力」を持つ通称”キチガエル”が降ってくるところから物語は始まります。欲望に支配され暴れまわる壊人を”半壊人”である主人公が倒して回るというストーリーなのですが、この主人公自らも壊人になるリスクを背負っているわけです。
善悪とは、正義とは、人の欲望とはこんなにも狂ったものなのかと思わされる作品です。
5.火の鳥
ここへきて手塚作品です。本当に自分の生まれる前の作品なのかと疑いたくなるほどに完成度が高いですよね。
初めて読んだのは小学校のころでした。学校の図書室に唯一置いてある漫画が火の鳥だったのです。その頃はとびとびになる時系列のギミックには全く気付かず、それぞれの物語に得体のしれない恐怖を感じたのを鮮明に覚えています。
改めて大学に入ってから読みたくなり、電子書籍で全巻揃えました。その時時系列のギミックに気づき、衝撃を受けました。
永遠とは何か、生と死、愛や慈しみを教えてくれた漫画だと思っています。
最後に
なんだかまとまりのない5冊を選んでまとまりのない文章を書いてしまった気がしますが、これだけ文章を書いたことにとても達成感があります。
これからもちょくちょく書いていこうと思いますのでよろしくお願いします。
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