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コミケの知見
1.はじめに
先日、コミックマーケット102(以下、コミケ)に初参戦した。
来年以降、円滑に準備できるよう、また、今後初参戦される方向けに、記録としてコミケ参加に向けた準備の様子、今回の参加で得た知見をまとめていく。
2.準備
(1)移動手段、宿泊
参加できるとわかった瞬間、早めに確保する。
特にこの時期は飛行機、ホテルともに高い。
また、ホテルについては、都心部のみならず、郊外も検討のこと。
今回は、船橋市のホテルを利用した。
(2)持ち物
これが一番気になることだろう。
コミケの待機列から、実際に会場巡りをする上で、持っていったものとその必要性、活用方法について箇条書きで述べていく。
・リストバンド
午前入場の場合、当日販売がないため、確実に入手し持参すること。
アニメイト等で入手可能。コミケ準備会より発信されるのでそちらを参照願いたい。
・財布(現金)
現金5万円程度を持参した。
また、千円札、500円玉、100円玉を中心に用意した。
一部サークルを除き、基本的にサークルは現金のみの取り扱いである。また、お釣りを極力出さないようにする心遣いをしておく。
企業の場合でも、キャッシュレスよりは現金のほうが、レジを早く通してもらえる場合があった。
なお、まれに、キャッシュレス対応、あるいはそれを売りにしたサークルがある。その場合は有り難くキャッシュレスを利用しよう。
・携帯電話・スマートフォン、モバイルバッテリー
言うまでもない。また、充電切れを起こさないように、モバイルバッテリーを持参しよう。
遠征勢で飛行機を利用する場合は、手荷物扱いとしよう。預け入れが不可能なため。
・イヤホン
意外と忘れる。
また、待機列で誘導員によるアナウンスがある場合は外すこと。
・暇つぶしの道具(待機列向け)
携帯電話回線が混雑して、繋がりにくくなる場合がある(とくにド●モ)。
さらに、夏コミの場合、暑さに携帯電話がやられて、動作が重くなった。
ゲーム機や本などを持参しておこう。
筆者は、待機列で無線の勉強をしていた。
意外と頭に入るのでおすすめである。
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・サングラス、帽子(夏コミ)
暑さ対策。服装の項で後述する。
・ビニル袋
ゴミ袋として、また急な降雨の際荷物を濡れから保護するなど、多くの使い道がある。
・レインコート
急な降雨対策。
・行くサークル・ブースをメモしたもの、マップ
特に自分が行きたい建物(展示場)とその階、番号は把握しておこう。
また、アナログで作っておく。
携帯電話は先述した通り、あまり当てにできないからである。
マップは、コミケのカタログから切り離しておく。
・飲み物、保冷バッグ等
1リットルペットボトル3本、冷凍ペットボトルがあるとよい。
また、クーリッシュのようなアイスを用意しておくと、保冷剤がわりにもなるし、エネルギー源にもなる。
会場の自動販売機は頻繁に売り切れるほか、ぬるい場合も考えられる。
なお、瞬間冷却剤を使いたい場合、飛行機を利用される方は、現地購入すること。
飛行機には持ち込めない。
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・書類ケース
同人誌を収容する。
A4、B5のものを用意しよう。
100均で買える。
・トートバッグ
戦利品をまとめて入れる。
リュックサックだと出し入れが面倒なので、飲料などの装備品はリュックサック、戦利品はトートバッグという形式を取った。
・ボディーシート、消臭スプレー等
汗が気になる方向けに。
さらに、声優さんによるお渡し会に参加する場合は必須である。
ボディーシートに関しては、顔用と身体用があるので注意しよう。私は、身体用で顔を拭いてしまい、メントールの刺激に目がやられた。
・名札(知り合いに会いにいく場合など)
Twitter/Xのスクショでもいいので、作っておこう。
名乗っても気づいてもらえないと気まずいぞ!
お渡し会に参加する場合、緊張で声が出ない場合も考えられるので、これを推しに見せるのもよいだろう。
・カロリーメイト、ウイダーなどの食品
レストラン等は混雑必至である。
こちらも当てにならないので、昼は簡単に持ってきたもので済ませる。
(3)服装
動きやすい服装を心がける。
また、暑さ、寒さ対策については、カタログに記載があるので、それを熟読しておく。
参考までに、今回私がコミケで着用した服装について述べておく。
・アンダーシャツ
日焼け対策。また汗の気化熱で涼しくなれる。
・フルグラフィックTシャツ
知り合いに会う際、一目で判断してもらえるように。
・帽子、サングラス
特に屋外での日差しが強いので必須であった。
・ネッククーラー
暑さ対策。前日に国際展示場駅のローソンで買っておいた。
・カーゴパンツ
ポケットの多いズボン。財布や携帯電話などはポケットに入れておき、すぐに出せるようにした。
・タオル
汗を拭くだけでなく、首周りの日焼け対策にもなる。
・運動靴+自衛隊御用達靴下
まさに行軍とも言える移動に備えておく。
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3.コミケ当日得た知見
(1)出発〜待機
・午前入場の場合、できるだけ早く行く
早く行って待機列に並ぶと、自身の待機場所を確保できる。
「この時間までに帰ってきてください」という指示のもと、トイレや買い出しにも行ける時間帯もある。
・トイレは済ませておく
・ICカードは事前にチャージしておく
特に帰りは大混雑した。また、西日本以西の方は、ICカードに初乗り運賃が入っていないと改札を通してくれない鉄道事業者が東日本には多いと心得ておく。
・風呂に入っておく
フォロワーが被害にあったらしい。
深くは語らぬ。
(2)いざコミケ巡り
・企業ブースでタダでくれる紙袋は当てにするな
耐久性に乏しく、戦利品を入れすぎると破けてしまった。
・時間に余裕を持った行動を
特にお渡し会に参加する場合気をつけよう。
私は、企業ブースでお渡し会の整理券を入手して、サークルへ移動し知り合いのサークルに挨拶回りをしたあと、企業ブースに戻る際、道に迷い、お渡し会の集合時刻ギリギリに到着した。
なお、迷いそうなら、集合時間まで企業ブースに滞在するのもいいだろう。
・水分は適宜摂る
コミケ巡りに夢中になり気がつけば熱中症に…ではシャレにならない。
誘導員の方も、「倒れたら二度と新刊買えません!」とおっしゃっていた。
・初心者だからといってなめられることはない
みな、自分のほしいもののことしか考えていない。
(3)撤収・帰路
・りんかい線はげんかい線に
特に、会場最寄りの「国際展示場前」駅は入場制限があったようである。
・ゆりかもめは有明を利用しよう
一駅前の有明駅を利用したら、比較的スムーズにゆりかもめに乗ることができた。
東京ビッグサイト駅からだと、積み残しが多々あった。
・BRTも検討を
フォロワーがよく利用されるようである。
鉄道にこだわりがなければ検討されたい。
3.まとめ
十分な準備で、安全に、楽しくコミケに参加しよう!