【イベントレポート】Rhodanthe* Music Festival 2022 大感謝!!
1.概要
アニメ「きんいろモザイク」声優ユニットRhodanthe*の「卒業」ライブとしての位置付けである。
アニメ「きんいろモザイク」の集大成である「劇場版 きんいろモザイク Thank you!!」が2021年8月に公開されたことを契機に、ユニットしてのRhodanthe*の活動も一区切りつくこととなった。
なお、Rhodanthe*としては2016年の元旦ライブとして名高い「FIRST*MODE」以来、3回目の単独ライブである。
開催場所:ぴあアリーナMM (神奈川県横浜市)
日時:2022.5.8 16:00開演
2.ライブの流れ
2.1物販〜開場の様子
(1)物販
物販は当日の10:00からであった。
しかし、私が7:30ごろに物販会場に到着した際には既に20人程度の行列が!まるで意識高ペタル!その後8:00には係員の指示により待機列が形成された。
なお、物販はTシャツやパンフレットなどライブグッズを扱うグッズコーナー(現金のみ)と、Rhodanthe*の往年の楽曲を楽しめるCD・ブルーレイコーナー(アニメイトが運営・キャッシュレス対応)に分かれていた。アルバム「大感謝‼︎」発売時に開催されていたポスタープレゼント企画が今回の物販でも復活!私も直筆サイン目当てにCDを買い漁るも、撃沈した。
(2)開場前
まるでユニフォームが無料配布されている野球場のように、おびただしい数のカレンパーカーの集団が形成されていた。また、これまでのRhodanthe*・きんいろモザイクグッズの見本市ではないかと錯覚させるほど、さまざまなグッズを見て楽しむことができた。
なお、会場では、コラボドリンク&フードの販売も行われていて、これには長蛇の列が形成されていた。私は、前日のうちに済ませておいたが…。
(3)開場後〜ライブ開始前まで
14:00に開場され、私は15:00に入場した。
今回のライブでは、Rhodanthe*ラジオサポーターズクラブ会員(以下、FC会員)先行販売と一般向け販売とで入場口が分かれていた。FC会員はアリーナ席だったため1階より入場、一般は2階より入場となっていた。
なお、フラワースタンドが2階に展示されていたようである。ようである?何でそんな人ごとなんだ?そう思った貴方へ…私はフラワースタンドの展示があることを知ったのが開演10分前だったのである。ああ、もったいない!
また、今回事前にこのライブが4時間程度行われるという情報が出回っていたこともあり、会場内の男性トイレの個室は、これまた長蛇の列を形成していた。
2.2いよいよ、ライブ!
ここから、ライブの流れを簡単に記載していく。
ただし、配信が行われるなど、このライブの情報は十分に出回っていると推察される。そのため、本稿では、現地で私自身が印象に残ったことを中心に述べていくこととしよう。
(1)開始前アナウンス
主催者側より注意事項のアナウンス。その後、会場は暗転し、烏丸先生と久世橋先生のナレーションが入る。あの子たちの卒業を最後まで見届けよう!と言った内容。トーテムポールの歌や合格の舞など、会場は笑いに包まれる。
(2)ライブ開始
堰を切ったように、「きんいろローダンセ」の歌唱から始まった。その際、金髪、もとい金テープが投入された。今回は6人で歌う楽曲を中心にバンドメンバーによる生演奏が行われた。ちなみに私は、バンド演奏による音圧に序盤から思いっきりむせてしまった。
(3)ライブでの楽曲・演出
所々でメドレー(1コーラス)はあったものの、これまでのRhodanthe*・きんいろモザイク関連楽曲が全て歌唱された。なお、これにはFC会員には馴染みの深い「おたんじょうびのうた」も含まれる。
きららIC的注目ポイントとして…
・ハロー*コンニチハ!!関連楽曲も豊富
「なぎさいろハイビスカス」を皮切りに、当時のデュエット曲が歌唱された。とくに「ももいろセレブレーション」はまなみんと西ちゃんの触れ合いが、アリスと忍を彷彿とさせるくらい尊いものであった。
・種ちゃん&諏訪ちゃんのデュエット爆誕!
「こいいろアイリス」は種ちゃん演じる綾のキャラソンである。しかし、今回は穂乃花役の諏訪ちゃんとのデュエット曲として歌唱された。
なお、綾も穂乃花も作中では恋する乙女である。恋愛対象に暴走しがちな面もあるが…。
・全力ダンサーズ、再び
「全開マジカルパワー」歌唱前、ゆみたさんのステージに西ちゃん&種ちゃんが現れる。実は前回のFIRST*MODEの際この2人はゆみたさんの歌唱時、バックダンサーとして全力で踊り、うるさーい!と一喝されていた。
今回は、壮大なフリがあったのちに、2コーラス目にポンポンをもって踊っていた。
・なおぼう楽曲の一体感
「祭りデス・クリスマス!!」では観客も一緒に盆踊りならぬ盆ダンスを楽しみ、「ゆめいろハナミズキ」ではペンライトを使用した紅白合戦が行われた。
・まるで歌番組!?西ちゃん楽曲
「憧れパラダイス」でバンドメンバーを巻き込んだと思えば、「いろどりポインセチア」でイギリスに飛び立った。実際にはグリーンバックによる合成であるが。
さらに、「こがねいろハーベストムーン」では会場内ツアーとしてステージを飛び出し、バックヤードツアーが行われた。Rhodanthe*メンバー全員の総力を活かした演出に思わず涙したペタルも多いだろう。
・まさかの新曲
いいお知らせと悪いお知らせ、どっちがいい?その切り出しから始まった新曲発表。「Smiling Bouquet」の歌唱&バンドメンバー紹介が行われた。これには多くのペタルが腰を抜かしたであろう。
(4)ライブ終盤〜クライマックス
「夢色パレード」の歌唱が行われた後、一旦会場が暗転。この情勢下でアンコール!と叫べない中、代わりに観客による手拍子が行われた。ここでペタルたちの連携が発揮される。最初のうちはみな手拍子のリズムがバラバラであったが、時間が経つにつれて一定のリズムに揃ったのである。
その後、「Rhodanthe*学園」と呼ばれるワンピース風の衣装でステージに登場、アンコールパートに入った。
なお、この衣装はアイドル好きなら坂道系のアイドル衣装を、西日本の人なら関西のお嬢様学校をイメージするとよいだろう。
アンコールパートではひとりひとりのあいさつが行われた。しかし、さすがRhodanthe*、笑いを忘れないのである。まなみんはゆみたさんのことを「料理以外は完璧」と紹介しブラックまなみんぶりを発揮する。種ちゃんはアイドル好きのこともあり「推しの卒業を見届けられることがどれほど素晴らしいか〜」とオタクばりの熱弁と気遣いを見せていた。ここには書ききれないくらい、濃いMCが展開されていた。
その後、「にじいろアンダンテ」(西ちゃんはなんとか持ち堪えた)「Cheers」と泣かせにくる楽曲が並び、「Thank You for Your Smile」で締め…と思いきや、Thank you!!のクライマックス同様、「Land of hope and glory」(通称:走馬灯、イギリス第2国歌)を心中で斉唱し、大いに盛り上がった。
さらに、舞台から引き上げる際、原作者・原先生がお越しになっていることを知ったRhodanthe*メンバー一同、舞台上で「土下座」を行った。
2.3規制退場
この情勢下もあり、終了後は規制退場となった。
桜木町駅方面への行き方も表示されており、スムーズに移動できた。
3.終わりに
今回、Rhodanthe*の卒業ライブについて振り返りを行った。文章に起こすたびに、一生忘れることのできないRhodanthe*のライブに参戦できた喜びを噛み締めることができた。
ここまで、読んでくださった皆さん、本当にありがとうございます。南九州より愛を込めて。