心理学検定キーワード第5章【臨床・障害】5.30(集団精神療法、集団療法、グループセラピー)★★
今回はいわゆる集団療法についてです。
バレンタインデー
チョコレートもらいましたか?
私は会社勤めではないので
会社の女子から義理チョコをもらう事が出来ませんw
妻からもらったのは手作りのトリュフチョコでした。
毎回思い出すのが
ジャニーズのトラック何台分のチョコレートって表現w
良くわかりませんねw
東京ドーム何個分みたいな表現のしかたかよっておもってしまう。
チョコは無茶苦茶好きなのですが
食べ過ぎると一気に肌があれるので
ほどほどに、てかコンビニに期間過ぎた後のチョコレートが安くでうってるんで
それ買ってたべよw
それではぼちぼちまとめのほういきまする
→心理療法の流派
心理療法には諸種流派があって
治療対象で分類すると
・個人
・集団
・両社併存
の3つに分けることができます。
心理療法はセラピストとクライエントが1対1の関係で成立しますが
集団精神療法は
セラピストが1~2名で10名前後のクライエントを担当します。
集団療法ではグループメンバー同士の相互作用による体験過程を通じて
洞察が深まり、問題解決力が高まり、クライエント同士が支え合う効果も期待されます。
アメリカにおける集団療法の発展と歴史
アメリカにおける集団療法の発展の背景には
前回も記載した薬物問題や家族崩壊など個人主義の崩壊と
ベトナム帰還兵の不適応問題と人間性回帰の社会風潮です。
このような背景によって
コミュニティ心理学
社会福祉学
共同学習の普及
保険診療の費用面での優位性
など集団療法は社会的なニーズからも支持されていきました。
歴史的な部分では
プラット(Pratto,J.H.)の結核患者を対象としたグループ活動から始まって
その後
グループダイナミクス(レヴィンが創始)理論を中核とした集団心理学の確立
学級集団などにおける発達プロセスや学級内での下位形成集団
それらをアセスメントするソシオメトリーなどの開発
産業界におけるリーダーシップ論など
社会心理学の研究・理論が集団療法の発達に寄与しました。
→集団療法の目的と独自性
集団療法は当初は個人を療法を補う目的でうまれたものでした。
そこから次第に理論が確立されて以下のような独自性が増していきます。
①スラブソン(Slavson,S.R.)など精神分析的集団心理療法
②モレノのサイコドラマ(心理劇)
③Tグループやロジャースのベーシックエンカウンターなど人間性心理学
④ソーシャルスキルトレーニングをはじめとした学習理論や行動療法
に分類されます。
また、集団療法には
※1ピア・カウンセリング、ピア・サポート、※2自助グループも含める場合があり
集団の形態が多い拡大解釈として
芸術療法、音楽療法、ダンスセラピーなども含む場合があります。
※1ピアというのはpeer=仲間という意味で子供や同僚、専門家同士が支え合うものを言います。
※2有名なものとしてはAA=アルコホリックス・アノニマスといった中毒者同士が集まるものがあります。
以上、本日は集団療法についてでした
いよいよ次回がラスト
日本で生まれた心理療法についてです。
それではまた次回
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?