心理学検定キー7ワード第5章【臨床・障害】5.6(精神分析学の発展)★
夜11時に寝て7時半に起きる生活
まいどどうも。ブログにお立ち寄りありがとうございます。
最近の睡眠サイクルは表題の通りですw
夜11時には布団に入って、座禅とホットタオル、後は仰向けになって少し体操をしていると
知らん間に眠りについております。
良い睡眠の本が非常に良く売れているといいます。
睡眠グッズが結構売れているといいます。
ですが、寝る時間が遅かったらマジで意味ありません。
AM4時から寝て昼の11時まで寝ても7時間ですが
身体のリズムとしては最悪です。
ですので
1分一秒でも早く寝ることを心がけたらいいと思うんですw
仕事が忙しくて、残業でそんな時間に寝れるかー!って人は
寝れるように努力するしかないです。
睡眠負債が招く身体へのダメージは結構おおきいですので。
まとめて言いたのは
つべこべ言わずに早く寝ろ。これですw
本日は精神分析学の発展という事で
フロイト以降の精神分析について触れていきます。
重要なキーワードとして
メンタライジングというものもありますので
しっかりおさえる必要があります。
それではさっそくいってみましょう。
→精神分析学者の移住と亡命
20世紀前半(1900年代の前半って事)に多くのユダヤ系精神分析者の移住・亡命がありました。
理由は戦争です。
ハルトマン(Hartman,H.)はウィーンから米国に移住
コフート(Kohut,H.)は最初にイギリス、のちに米国に移住しました。
米国では社会文化的要因を重視した新フロイト派が誕生しました。
また、クライン(Kkein,K.)はベルリンからロンドンに移住して
独自の対象関係論を展開しました。
これによると乳児は
妄想分裂ポジション:対象を自分の衝動が破壊しないかという出生以来の妄想不安状態
から
抑うつポジション:対象への攻撃欲に罪悪感を持つ
を経て
良い自己:外界に分裂排除され投影されていた愛情を求める
と
悪い自己:破壊攻撃をする
とが統合されて幼児は部分対象関係から全体対象関係が可能になります。
→フロイト自身の亡命
1938年、フロイト自身も娘のアンナとナチスを離れてイギリスに亡命しています。
娘のアンナは自我心理学を唱え、クライン派とは激しく論争することになりました。
クライン派から離れたフェアバーンは
自我の「本来的な対象希求性」
ウィニコット(Winnicotto,D.W.)は移行対象を通して現実の母親を受け入れると強調しました。
バリント(Balint,M.)は土居健郎の「甘え理論」に共通する「一時的対象関係」を論じ
カーンバーグ(Kernberg,O.F.)は「境界性人格構造論」によって自我心理学と対象関係論の統合を試みました。
→メンタライジングについて
最近は
「一者心理学(個人単体の心に絞った見方)」から「二者心理学」へ
「欲動モデル」から「関係性モデル」へ
また、フロイトが強調した中立的態度で患者の精神内界の性的欲動を解釈するより
治療者と患者の双方向的交流と関係を重視した理論と面接技法へと発達しています。
重要なキーワードであるメンタライジングは
「自己と他者の精神状態に注意を向ける事」
「行動を、内的な精神状態と結びついているものとして、想像力を働かせてとらえること、あるいは解釈すること」
というものになります。
この能力は安定した愛着関係で発達し
その欠如は精神生物学的機能不全が想定されています。
以上、本日は精神分析学の発展についてでした
次回は行動療法①です。
それではまた次回。