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心理学検定キーワード第8章【産業・組織】8.2(職務態度とディーセントワーク)★★
今週末は何をしようかな
毎日のルーティンとして
朝いち~朝食までにこの心理学検定のまとめをする
午前中に仕事をする。
昼ごはん食べてから社会保険労務士の勉強をする
勉強終わったら残りの仕事をする
夜ごはん食べてから本を読む
で、寝るって感じです。
土日は仕事をしないので、仕事の部分に趣味をいれるか
勉強の時間を増やすか等をしています。
今週は、日曜日にちょっとフリマ行ってこようかなと思います。
楽しみです。
さて、本日は職務態度どディーセントワークという事で
労働生活の質の向上をベースとした考え方をメインにやっていきます。
それではレッツゴー
→職務態度と職務満足感
働く人々が仕事の中で抱く感情である職務態度については
・職務満足感
・職務関与
・コミットメント
・動機づけ
などがあげられます。
これらが相互に高い関連を持つことを示す研究があります。
特に職務満足度は、産業・組織心理学研究の中でもっともよく用いられる要因です。
→職務満足感と動機づけ、ディーセントワーク
職満足感の研究は
1935年にホポック(Hoppock,R.)が”Job satisfaction ”を著し
仕事に対して満足している事という肯定的な側面からのアプローチを行い
1950年代末にハーズバークの動機づけ‐衛星要因理論が登場し
より動機づけとの関連を鮮明にしたことが研究を飛躍的に増大させました。
また、MSQやJDIなどの信頼の高い測定尺度が開発されたことや
仕事ストレスやソーシャルサポート、QWL(労働生活の質的向上)などの関連から論陣られるようになったことも
研究の拡大を促しました。
1999年、ILO総会でQWLという言葉に代わって
ディーセントワークという言葉が使われるようになりましたが
職務満足感もこのディーセントワークの重要な役割を演じています。
→ハーズバーグの功績
ハーズバーグは仕事そのものに内包される諸要因の重要性を指摘しましたが
これは第二次世界大戦以後のアメリカの高学歴化した豊かで成長欲求に支えられた働く人々が前提である事が間違いなく
そのことが仕事の中での成長や自己の仕事の統制感、自律性に大きな価値を置くことにつながりました。
それは職務拡大や職務充実への展開につながり
その前提となる職務特性モデルやJDL(職務診断調査)の研究の展開を促しました
ここでJDSというのは
ハックマン(Hackman,J.R.)とホルダム(Oldham,G.R.)によって開発されたもので
職務の中核的5次元
・技能多様性
・課業同一性
・課業重要性
・自律性
・フィードバック
が祖ごとの有意味感や自律性に結びつき
それが働く人々の職務満足感や動機づけさらには生産性に寄与するというモデルです。
→ディーセントワークと人間化
ディーセントワークやQWL、労働の人間化には2つの側面があります
1つは科学的管理法などから生じた
マニュアル化・細分化された労働の非人間姿勢から生じる人間性疎外への対応です。
これには社会‐技術システム論に代表されるテクノロジーと職場集団の調和の模索と個人の仕事における自律性の拡大という側面があります。
もう一つがマルクス(Marx,K.H.)の疎外論にみるような生産手段や
生産行為への所有権や決定権がないことから生じる疎外減少への対案で
産業民主主義を志向した、企業経営におけるさまざまな意思決定への参加という側面です。
以上、本日は職務態度とディーセントワークについてでした
次回はメンタルヘルスについて
それではまた次回。