心理学検定キー7ワード第5章【臨床・障害】5.11(人間性心理学)★★
明日は今年最初のイベント日です
まちづくりの活動をして約3年がたちますが
毎月恒例のイベントの前はいつも忙しくしています。
代表として動くと、いろんな人との出会いや、気づきは多いものです
その一方で、しんどさやストレスも尋常ではないですねw
やりがいとしんどさを天秤にかけて、しんどさが上回ったら
もうそれは辞め時やと思います。
いまのところ、まだやりがいの方が大きいのかもw
任期があと2か月(3末で終了)ですので、それまではしっかりやろうと思います。
さて、本日の内容は人間性心理学
マズロー、ロジャースがメインになってきます。
療法もキーワードとして出てきますので
抑えておいてください。
それではいってみよう。
→人間性心理学とは
人間性心理学とは
精神分析、行動主義に次ぐ「第3勢力」といわれています。
「第3勢力」はマズローが名付けた造語です
今日のカウンセリングや心理療法の核心の1つをなすもので
自己実現を中心に捉えた全体論(反対は決定論や還元論)にたって
体験を通じて人間の存在力は展開すると考えるものです。
→人間性心理学の中心人物
人間性心理学の中心人物は
・メイ(May,R.)
・マズロー(Maslow,A.H.)
・ロジャース(Rogers,C.R.)
があげられますが
特にマズローは「人間性心理学」の創刊やアメリカ人間性心理学会を創設したりしています。
→人間性回復運動
個人の成長、対人感受性、自由と自発性の探求をベースとした運動が
1960~70年代に起こり、人間性回復運動と呼ばれました。
拠点として、1962年に開設されたエサレン研究所に置かれました。
この運動は
ゲシュタルト療法の創始者パールズの影響が大きく
感受性訓練やエンカウンターグループに代表されています。
→人間性心理療法の誕生
精神分析や、行動療法を拒否して
直接的な体験によって個人の成長が促進されることをめざし、人間の存在力の展開、今‐ここ、性器人制、自然なプロセスや自発的な感情への信頼を中心に捉えた心理療法を
人間性心理療法と呼びます。
例として
・ゲシュタルト療法:エンプティチェアなどの技法を用いる
・クライエント中心療法:ロジャース
・実存心理療法:フランクルのロゴセラピーなど
・体験心理療法
があります。
その後は人間性心理学を継受するように
同じく人間の肯定的側面を探求するポジティブ心理学(マズローの造語)
が生まれました
そして、学習性無力感で有名なセリグマンが取り上げて提唱しました。
→本日の内容‐箇条書きまとめ
・人間性心理学は精神分析、行動主義に次ぐ「第3勢力」といわれている
・メイ、マズロー、ロジャースが有名
・ロジャースはクライエント中心療法
・マズローは人間性心理学の創刊
・人間性回復運動の拠点はエサレン研究所
・人間性回復運動に影響を与えたのがパールズ
・人間性心理療法の例としてクライエント中心療法、ゲシュタルト療法、実存心理療法、体験心理療法がある
・その後ポジティブ心理学も誕生した。
以上、本日は人間性心理学についてでした。
次回は自己実現です。
それではまた次回