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心理学検定キーワード第1章【原理・研究法・歴史】1.14-(精神物理学)★★

違いがわかる男、ネスカフェゴールドブレンド

って、知ってる人いんのかなw

ダバダー♪ってやつ。

アラフォーは解るはずw

本日のテーマは、精神物理学という事で

ネスカフェゴールドブレンドとは全く関係ないですが

違いがわかるという部分が非常に大切なんですw

精神物理学という分野を生み出したフェヒナー

違いを生み出したウェーバーの二人のお話です。


それでは、本日もまとめのほう、始めて行くぅー!!


→精神物理学とは何か?

そもそも精神物理学って何?って所から

19世紀にフェヒナー(Fechnerm,G.T)というドイツの学者が創始したもので

「心と身体の相互関係を研究する学問」

です。

どうやってやるかというと

感覚・知覚を定量的に測定し,刺激と感覚・知覚との間の数量的関係を検討する訳です。

感覚・知覚を何となく捉えるんじゃなくて

ちゃんと測ろうやと。それを法則にしようやって事ですね。

彼の著書「精神物理学要説(要論)」が有名。


→フェヒナーが参考しにした、違いのわかる男ウェーバー

精神物理学の着想を得たフェヒナーですが

すでに、ウェーバー(Weber,E.H)

感覚刺激の識別に関する法則を提唱していました。

この法則は

刺激強度の違いがわかる最小単位があってそれを丁度可知差異を呼ぶ。

丁度可知差異刺激定数を掛け合わせる事で、算出される。

重さを例にすると

定数は0.025(これは決まっている)ので

40gの物の違いが解る為(丁度可知差異)の重さは

40g×0.025=1g となります。

心理学において最初に数量化された法則で

ウェーバーの法則と呼ばれます。


さて、フェヒナーはというと

上記のウェーバーの法則の式を参考に

ウェーバー=フェヒナーの法則(単にフェヒナーの法則と呼ぶ場合もある)

を導きました。

2つの法則は何が違うの?って所です。

まず、違いの解る男ウェーバー

違いを感じるか感じないかという、境界部分での刺激量について研究したわけですので

法則の式としては

△I/I=K もしくは △I=KI です。

は?って感じっすねw

ここで

△I違いが解る最小単位

I元となる重量

として式を作り直すと

違いが解る最小単位(丁度可知差異)/元となる重量=一定の値

となります。


具体的に数字入れて考えてみましょう。

先ほどの40gの丁度可知差異1g、重さの定数0.025でやってみます。

1g/40g=0.025 1g=0.025×40g

ですね。重さを変えても同じ事になります。

40gを400gに変えてみると

10g/500g=0.025 10g=400g×0.025

重量が重くなれば、違いが解る重さは当然重くなります。

が、一方でその比率は0.025で一定です。


以上からウェーバーの法則

人間が違いを感じる刺激量の限界(最小単位)は、刺激の強度に比例する

という結論になります。

単に定数に比例するという結果です。


フェヒナーの法則はどうか

元々ウェーバーの法則と、フェヒナーの法則という2つの法則が組み合わされて作られた法則です。

違いを感じる境目ではなく、感覚量について測定したものです。

人間が違いを感じる刺激量の限界(最小単位)は、刺激の強度の対数に比例する

という結論になります。

大きな違いは

対数に比例するという事です。

刺激の強度がそのまま関係するわけではないという事がわかりました。

ちなみに式で表すと(キーワード集の式を使います)

S=KlogRとなります(式は色々形あります。)

logというのが対数を表すときに使うものです。

フェヒナーの式については、また深堀して解説したいと思います。

とにかくウェーバーフェヒナーの法則の違いは

定数に比例するのか対数に比例するのかです。


→精神物理学的測定法について

ある作用によって生体に反応がおこる場合、反応をおこすのに必要なその作用の最小の強度(コトバンクより)の事を

閾値(いきちと読む)といいます。

フェヒナーはその閾値2つに区別しました。

・絶対域(ある刺激の存在自体が感知される最小の強度)

・弁別域(ある刺激の強度の変化が解る為に必要な刺激の強度)

です。

ん、何か同じような説明のやつ前に無かったか?

そうです。

ウェーバーの丁度可知差異

これ、2つのうちの弁別域と同じ事と考えてよいと思います。

問題でも出てますので間違いないです。

フェヒナーが閾値を求める為に用いた実験的手続きを

精神物理学的測定法

と呼んでいます。

これには3つの方法が考案されているので紹介します。

・極限法 実験者が刺激の次元を一定の間隔で変化させて測定をする方法

・恒常法 実験者が、刺激の次元を一定の間隔に変化させてあらかじめ刺激を決めておき、それをランダムに呈示して測定を進める方法。

・調整法 被験者自身が刺激の大きさを調節していく方法。

ポイントとしては

・刺激の調整をするのは誰?

・刺激の提示の仕方は規則的、それともランダム?

という部分で分けられると思います。


さて、本日は違いのわかる男についてまとめましたw

精神物理学の基本をまとめましたがいかがでしたでしょうか。

まだまだ、説明が浅い部分もあるかもしれませんが、少しでもイメージしやすいようにこれからも頑張って行きますので

是非、好きとフォローお願い致します。

それでは、次回のまとめで。























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