なぜ今、誠実さが強いのか
こんにちは。
今日は「なぜ今、誠実さが強いのか」というテーマについてお話したいと思います。
いつの時代も「誠実であること」の価値は大きい。
誠実な人は、仕事やプライベート問わず信頼され、その分チャンスが広がるという側面もあるでしょう。
ただ、今ほど「誠実さ」が価値を持つ時代は無かったのではないかとも思ったりします。
というのも、その原因はスマホとSNSの爆発的な普及が、誠実さの価値を押し上げる形になったからだと考えています。
スマホを誰もが所有するようになった現代においては、人類総カメラマン時代と言っても過言ではないように、至るところで人の行動は見られており、録画・録音されていたりします。そして、それらのデータはSNSを通じて世界中に拡散され、該当者のこれまでの言動と照らし合わされる、という非常にシビアな世界になってきていますよね。
これは、従来の世界には無かった構図です。従来であれば、ある意味八方美人が得をしていた時代とも言えて、相手によって対応や意見を変えても、それが後から照らし合わされる機会は少ないですし、仮にバレてもその事実が世の中に拡散する可能性も限りなくゼロに近いものでした。
ここを変えたのがスマホとSNSである以上、今はもちろんですが両者が存在し続ける今後もこの傾向は変わらない可能性が高かったりします。
これまで「相手によって意見を微調整して、上手に対応するのが良い人」という世界観で生きてきた人が、急に「証拠が残りやすく、すぐにシェアされるので常に正直なほうが良い人」になってきたことにいち早く気づいている人は生きやすいでしょう。
だからこそ、嘘をつかないとか、言動一致を心がけるとか、過度に良い顔をし過ぎないとか、まとめて(特に自分自身に対して)今まで以上に誠実であり続ける方がお得なのが現代な気がしています。
お読み頂いてありがとうございました。