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「仲良くせずとも攻撃しない」生き方

こんにちは。

今日は「『仲良くせずとも攻撃しない』生き方」というテーマでお話したいと思います。

今週、Yahoo!ニュースで人口知能(AI)が適切でないと判定した投稿を非表示にする、というニュースが話題を呼びました。

Yahoo!ニュース自体は、国内のメジャーニュースサイトの一つとして多くの方に愛されてきましたが、かねてからそのコメント欄(通称「ヤフコメ」)には倫理やモラルを欠いたものも一定の割合である、として物議を醸していました。

このテーマに関しては、個々人によって感じ方は様々だと思いますが、コメント欄で他の人を過度に攻撃したり、無差別的に喧嘩をふっかけている様を見ると、これは単なるニュースサイトの事象ではなく、生き方に関係してくる問題なのかなと思ったりします。

というのも、個人的な仮説としては、ヤフコメで攻撃的な人はもしかすると「みんなと仲良くする必要がある」という前提で人生を生きているのではないかな、と考えたりしています。みんなと仲良くしなければならないという前提なので、自分と異なる考え方があった場合には、自分か相手どちらか一択を両者で決める、という0-100の考え方になるのかな、と感じます。

一方で、ヤフコメで攻撃的ではない人でも日常生活では喧嘩の一つや二つはもちろんするでしょうし、きっと聖人君子ではないはずです。それでも、見ず知らずの人を徹底的に傷つけたり、排他的に振る舞う必要がないことも同時に理解しているのではないでしょうか。

つまり、攻撃的にならず、排他的にならない立ち振る舞いをするためには「誰とでも仲良くする必要はない」ということを理解することが第一歩なのではないか、と思います。

もっと簡単に言えば、相性だろうが価値観だろうが「合わないものは合わない」。

そして、大事なことは「合わない相手に対して攻撃せずに、共生できるようになること」です。無理に仲良くする必要はないが、攻撃する必要もない。その適度な距離感の作り方を幼少期から時間をかけて学んでいくものなのかな、と感じます。

学校生活や家庭での教え、友人や先輩・後輩など多くの人と関わって生活していく中で、楽ではない環境に強制的に送り込まれたり、自分のダメな部分を矯正したりしていきます。

周囲の人と共生していくことは楽ではありませんが、「合わない相手に対して攻撃せずに、生きていけるようになること」ができるようになれば十分なように思いました。お読み頂いてありがとうございました。

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