そこまでとそれから
ちょっと、知人がいなくなったので、生きていると、誰かがこの世のどこにもいなくなってしまうことがあるよね・・・って話をぼんやりと。
その人がいた時間までと、いなくなった時間からは何がどう変わったんだろう。
自分がいなくなった時には、プツリと意識が途切れて、ただそれだけになるのかな。なるんだろうな。
いなくなるって、不思議だよね。その人の感じ方で感じられる方法は、もうどこにもないんだ。ただ一人のそれができる人がいなくなったんだから。
その人がいたことで、たくさんの人が「とある一つのあり得ない世界」に触れることができた。すごいよね。
いなくならないでいられた時期は、良かったよ。
でもいなくなっても、その人がいたことはやっぱりすごいし、その人がいたから、この世界はこの世界だったんだもんね。
なにか責任ある仕事をしていなくても、もしも今日産まれたばかりの人でも、その1人がいたから、この世界になったんだもんなあ。
ここは、びっくりするくらい複雑だよね。
絶対に気のせいだけど、少しだけ気温が下がった気がするよ。
人の中心は、感じることなんだね。
私はまだしばらく、これからの中にいる人をやっていくんだよなー
なんて、思ったりして。
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