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この世に生まれ落ち10000日経った

らしい。

10000日記念日というらしい。

10000日と言われるとまるで途方もない道のりを歩んできた気がしちゃうけど、27年と4.5ヶ月といわれればまぁまだまだじゃんねとか思えたりもする。

10日を1000回繰り返したらやってくるし、
100日を100回繰り返したらやってくるし、
1000日を10回繰り返してもやってくるその日。
(う〜ん、分けてみたとて何も変わらないのだけど)

1日のことを短いな、長いなとあれこれ気にしている間に10000回繰り返してたわけだし、20000回なんてもうすぐなのかもしれないな〜。(ちなみに20000日記念日は54歳の年にやってくるらしい)

でも10000日生きたということは、10000回生き延びたということなのかもしれない。
10000回どうにか眠り・起きて、10000回生きるのを諦めなかったということだと思う。

10000回そうしてきたように、私はこれから先もきっと地続きの毎日の先にある幸せのかたちを探し求めて彷徨うだろうし、手に届く範囲の大好きな人たちを大切に抱きしめたい・守りたいと誓うし、追いたい背中とその輝きに焦がれては少しでも自らの内で光らせたいと願い続けるんだろうな。

ただ確かにひとつ言えることは、10000回生き延びたことをこれから先、強く、強く誇りに思えるということ。
これから先も生き延びることができると信じたい。地に足ついて生きていると実感し続けたい。


10000日という月日を思考するオチもヤマもない話でした。

おしまい。

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