香水ってなんであるの?
「香水ってどうしてつけるのですか?」
こう思う人は沢山いるでしょう。香水が苦手な人は特にそう思うでしょう。
私も飲食店で働いていた時に、先輩が香りのきつい香水をつけて来た時は「もう帰ってくれ...」と思っていました。
香水をつける人々の理由はいくつかあります。
自分の体臭を隠すため。好きな香りを楽しむため。香水が化粧と同じく自分のメイクアップ。気分をリフレッシュしたい時。
出していけば沢山出てきます。でも、香水をつけない人で苦手な人からすれば、香水をつける人は近づきたくない対象になってしまいます。
ところで、香水を作る人を知っていますか?
「調香師」という名の人々です。特別な資格入りませんが、理系の大学を卒業する人がよくなっています。
調香師のお仕事は実は香水を作るだけではありません。
実は調香師を大きく分けると2つの種類があります。
化粧品などの香り(フレグランス)を作るパヒューマー、食品などの香料(フレーバー)を作るフレーバーリストです。
そう、食品にも調香師が関わっています。つまり私達は普段の生活、食生活は香りで溢れています。
もし、この世界から香りが無くなったら??
風邪で鼻が詰まっている時に、食事をしたりすると味がしないことはありませんか?
香りが無くなってしまったら、私達は満足に食事を楽しむことができません。
食事だけでなく、お洗濯する時の柔軟剤も香りが無くなるのです!
そうなったらもう「この人の香りが好き!」とか「○○ちゃんの髪いい匂い!」などの会話もなくなります。
こう考えると生活にとって香り、匂いは必要であると思ってきませんか?
食事が美味しく感じられないのは全くもって問題ですもんね!
だからといって、香水は必要なのか。
これは皆さんそれぞれの意見があると思います。
香水をつけて外には出ず、自宅内で楽しむ人もいます。
自分の匂いより香水の良い香りの方が良くて、つけて出かける人もいます。
香水は趣味であり、生活の一部である人もいるのです。
実は柔軟剤も調香師の方(パヒューマー)が作っています。柔軟剤と化粧品の香りを作る人は同じなのです。
生活の一部だと思いませんか?
香水が嫌いな人は嫌いでも仕方がありません。
しかし、香水が好きな人は否定しないでください。
香水をつけることは悪いことではありません。
その人にとっては、気分をあげるものだったり、リラックス出来るものだったり、自信を保つためなのかもしれないのです。
香水が嫌いであってもその人はその人です。
これをみて少しでも香水が嫌い、苦手な人が香水が好きな人と良い関係を築けますように。