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【全文無料】 CL大阪 シニアリーグ35位 ソウブレイズexデッキの備忘録(11,000文字)


こんにちは、普段トイコンプ高槻を中心に活動をしている蔵馬(くらま)と申します。

この度、2024 12/22(日)に開催されたチャンピオンズリーグ大阪Day2のシニアリーグにて、大会3日前に作ったソウブレイズexデッキを持ち込み、6-2で完走し、35位という成績を残しましたので、今回は備忘録も兼ねてソウブレイズexデッキの解説をしたいと思います。ポケカを初めて1年も経っていない小心者ですが、なにとぞなにとぞです。

・過去の戦績


公式大会
2024 s1シティリーグ 1-4 (大樹リザ)
2024 s2シティリーグ 優勝 (マントリザ)
2024 CL大阪 6-2 35位 (ソウブレイズ)

この1年で参加してきた大会での戦績はだいたいこんな感じです。

・デッキレシピとマッチング

・デッキリスト

【デッキコード】kkkVVV-jLVLSd-55fv1k

こちらはCL大阪で使用したソウブレイズexのデッキリストとなります。ひとつひとつの採用理由や活用法などは後ほど解説します。

・マッチング

1.サーナイトex ️⭕️
→先攻を取り、マナフィがボールタウンによって出されたため、プランを変更。デッキパワーでそのまま押し切ることに。ジェットエネルギーとボスの司令などの裏呼びを大切にしながら、トラッシュにエネルギーを14枚を最速に貯めることを意識しながら、マシマシラから飛んでくる混乱も警戒してプレイしました。

2.ソウブレイズex️⭕️
→当たると思っていなかった対面です。それほどソウブレイズexというデッキはシニアリーグにおいてノーマークでした。ですが、先攻を取れたので、オリジンパルキアとかがやくゲッコウガを準備し、先2げっこうしゅりけんを決めたが、トラッシュにエネルギーが9枚しかたまらなかったため、相手が焦って出してきたキチキギスを取り、最後はレガシーエネルギーが着いたソウブレイズが突っ張って来たが、オリジンパルキアVSTERで裏のソウブレイズをボスで呼び出し、そのまま勝ち。

3.ミライドンex
→今回の大会で唯一勝ちきれなかった対面です。元々、ミライドン対面のソウブレイズは5分のラインで勝てます。そのラインはテツノカイナごっつあんプリファイでサイドを2枚先行された後にソウブレイズexに進化し、トラッシュにエネルギーを10枚貯めるところがひとつのラインになってきます。今回は、エネルギーを9枚しか貯めることが出来ず、そのまま押し負け。

4.ボムドラパルトex️️️⭕️
→先行を取られたため、博士の研究を絡めつつ、かがやくゲッコウガオリジンパルキアVを準備しまして、ムズムズ花粉で番を返しました。相手はナンジャモを打ってきた後にポフィンを使用して、マナフィとヨマワルを出し、山を混ぜてしまいました。ここまで気づかなかった僕も悪いと思いますが、ジャッジを呼びました。そして僕は早くに注意しなかったことに対しての警告と相手のプレイエラーからのサイドペナルティをもらい、サイド5枚で試合をしました。後2でげっこうしゅりけんを決めて、キチキギスexを取り、そのまま押し切り、勝ち。

5.親子ツキ️⭕️
→ここの対面は後攻1ターン目にくるいえぐるか、カラミティストームでサイドを2枚先行されるかどうかで試合が決まります。今回の場合飛んでこなかったため、最速でトラッシュにエネルギーを10枚ためて、サイドを先行します。そうしたら、ほとんど勝ちなのでそのまま押し切り勝ち。

6.リザードンex️⭕️
→基本的に苦手対面ですが、ソウブレイズex側がサイドを2枚先行し、ブライア込で2-1-3を目指してゲームメイキングをします。ですが、今回は2-2-2のゲームプランに変更しました。変更する起点はこっちがパワーで押し切れるかどうかです。そのために必要なのはげっこうしゅりけんボスの司令です。今回の試合はどちら手札にあったため、げっこうしゅりけんで、ヒトカゲを2体枯らし、相手のネジキがサイド落ちしていたので、先攻3ターン目にボスキチキギスexを取り、ポケモンキャッチャーピジョットexを取り、勝ち。

7.カビゴンLO
→超不利対面です、勝ち目がありません。
最終戦が勝ちきってくれると信じ、この試合は蹴りました。

8.ボムドラパルト️⭕️
→先攻を取れたが、イキリンコexがサイド落ちしていました。そのためトラッシュにエネルギーがあまりたまらなかったが、ボムで徐々に自分のサイドが減っていったので、先攻3ターン目にげっこうしゅりけんを決めて、トラッシュにエネルギーを15枚ため、ドラパルトをそのまま倒し切り、勝ち


・CL大阪環境考察

https://pokekameshi.com/strongestdeck-tire/(ポケカ飯より)

上のTier表はCL大阪1週間前のものになります。このTier表から読み取れることとして、前環境までのTier1デッキであったリザードンexデッキタケルライコオーガポンデッキレジドラゴVSTERデッキが軒並みTier3までに落ちてきております。その理由として、テラスタルフェスに収録されたベイビーポケモン、スボミーによってグッズが使えなくなり、以前までのTier1デッキはほとんどグッズに依存していたデッキ間接的に弱体化してしまいました。それに後攻にすることが無く、グッズに依存していないデッキが台頭してきたことが要因だと考えられます。

例をあげると、以前までのドラパルトexデッキは、サイドが進むスピードが早すぎたため、ふしぎなアメで進化していかないと追いつきませんでした。ですが、今環境のドラパルトexデッキにはスボミーが入ったことによって技のムズムズかふんによって相手のグッズを止めながら、ゲームスピードを下げることができます。そうなると、1進化ポケモンであるドロンチの特性「ていさつしれい」を使いながら手札を整えることができます。このような要因から、ドラパルトexデッキサーナイトexデッキが台頭してきたと考えております。

以上のことより、今回のCL大阪は花粉が飛び交い、花粉症の方々(リザードンレジドラゴ等々)がしんどくなるなと考えた僕は、何とか環境理解を深めようとして、ドラパルトexデッキを握っていました。そんな中、知り合いのソウブレイズexデッキを使っている方と練習している際に感じたのは、「ドラパルトってソウブレイズめっちゃキツくね、?」でした。
もちろん、僕がドラパルトの扱いに慣れていなくて、浅瀬ちゃぷちゃぷだったかもしれません。ですが、何度戦ってみても勝ち目がないなと思っていた日にバツローグさんがシティリーグでソウブレイズexデッキを使用して優勝していたのです。何とバツローグさんのソウブレイズはげっこうしゅりけんが打てるらしいじゃないですか!
げっこうしゅりけんを打つことによって、今まで不利対面とされていたサーナイトexデッキに微有利まで持っていくことができるようになったのです。
今環境では、ふしぎなアメが抜けていき、ゆっくり進化していくことが大体のデッキのゲームプランだと思った僕はそれをぐちゃぐちゃにするために、こっちが急げばいいことに気が付きました。
スボミー環境が始まってから、ベンチ狙撃をしてくるデッキが少なくなってきていることから、マナフィが抜けてきていて、げっこうしゅりけんなどの刺さりがいいなと考えました。そして、環境的にノーマークであったソウブレイズexデッキからげっこうしゅりけんが飛んでくることによって相手を混乱させることもできると考えました。
そして僕はCL大阪のシニアリーグではきっとサーナイトexデッキドラパルトexデッキがトップシェアを占めてるのだろうと考え、そのどちらにも微有利を取れるソウブレイズexデッキを選択しました。

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