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救い

仕事の日でも、休みの日でも、なんとなく元気のない日がある。
どうにかして元気になりたい時もあれば、それなりに過ごせればOKという時もある。

前者の場合は、例えば美味しいお菓子を食べるとか、マンガを読むとか歩いてみるとか、自分の意志をもってちょっとした行動をすることが多い。それで、少しずつ気分と機嫌、時には体調を取り戻す。

後者の場合は、頑張りすぎずに仕事をしたり、家事をしたり、自分の中にある最低限度の生活を送れたら、それなりにいい日になることを知っている。

ただ、厄介なのはどちらでもない日というのがあるってこと。

頑張って何かをしたいわけでもないけど、ダラダラ過ごすのはなんだかもったいない。そんな風にもったいぶって、時間を消耗してしまう自分にもやもやしてしまうような、そんな日。

心が少し重たいなって日が、私は結構、ある。
SNSを見て、読みかけの本をちらっとみて、SNSを見て、SNSを見て・・・
あ~何やってるんだかって少し疲れちゃって。

つい2日前がそんな日でした。

ただ、やっぱりダラダラはしたくなくて・・・
私がやったことは写真を見返すこと

写真アルバムに収められた日常の写真をみて、
パソコンに入っていた結婚式の写真をみて、
どんどんあの日、その日に気持ちが引きずり込まれていく。

1枚の写真に写っているコト・モノ・ケシキからいろんな気持ちが沸き上がってくるんだなあ、と。疲れてるとか今日をどうしたいとか、そんなこと忘れてしまって、ひたすらに写真を見て、いろんな思い出を反芻しました。

で、気づいたらそのまま約800枚(!)の写真データをUSBにいれて、いつもは車で行くスーパーまま歩いて行って、カメラ屋さんに全プリントをお願いしますって帰ってきてました。

すごく気持ちはスッキリ。

写真を撮るときに、きっと未来のことなんて考えてない。その日その時その景色が、そこにあった瞬間が良くてシャッターを切ってるだけのはず。

けれど、「良いな」と思った気持ちは記憶のどこかに残ってて、写真を見返したときに心を色付けてくれるものです。心がほぐれていく。

写真に救われる。
そんなことを感じた1日。

返ってきた写真たち!どん!

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すくい〔すくひ〕【救い】
-- 人の心に安堵(あんど)感を与えるもの。慰め。「救いのない気持ち」「死傷者のないのがせめてもの救いだ」(引用元:コトバンク)



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蒔田志保
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