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沢山の思い出をありがとう

元ベッケンバーガーの黒木です。
最後の投稿になります。
5年間の芸人生活に幕を下ろす事に決断をした理由。又、続けている皆様へエールをと

苦しい日々の連続。その中で小さな幸せを感じて大袈裟に喜ぶ。これが全く売れない芸人の生活なんじゃないでしょうか。

僕の中の教訓はモットーはかっこいい奴をこ○す為にお笑いをやる。
笑わせる事がなによりも強い事だと今だに思っています。

僕は30歳には結婚をしたいと思う芸人やっている身ではあり得ない目標を抱えながら生きてきました。約5年間で、複数回と交際をさせていただく事がありました。
そこでぶち当たる壁、多分この人とは別れる。
それが今じゃないだけ。と思いながら交際していく中、別れた後、この人と結婚しとけばよかった。と思う瞬間もありました。もうこんな経験したくもありません。その時に気付きました。

不特定多数を笑わせたい訳じゃない。面白いと思われたい人に面白いと思われたい。

それが僕の全てでした。

芸人を辞めようとした時、バイト先の飲み会でサワーを一気飲みして盛り上がる瞬間をに立ち会いました。

なんで盛り上がるの?
なにが面白いの?
え、こんな人たちの為にお笑いやってたの?

とおぞましくなりました。

それでも、芸人生活を終わらせ死んだ先人たち
そして僕はそんな環境に適応しなくてはなりません。
僕も屍になって、2か月程経ちようやく分かりました。
芸人の皆様は高度な笑い。
僕たちは粗悪な笑い。

飲み会などでそのポテトどうやって食べる?と
聞いたら。
芸人さんたちはきっとポテトにどっぷりケチャップをつけて耳の穴に入れて、ここから食べます。
みたいな事、あるいわもっと面白い事をするでしょう。

僕たちはなんかはポテトを仕事先の嫌われ者だと
思って沢山噛みます。ぐらいしか出来ません。
そう、つまらない奴は自分で責任を取り笑わせようとしない人で溢れかえっています。

死ぬほど楽しくない毎日です。ボケたら怒られる日々です。ただ僕はそれでも面白い事を考えて発信していくことを辞めません。

まだまだ戦場にいて、戦っている皆様。
その命の灯火が消えるまで勇敢に闘い続けて下さい。
生存率数パーセントの川を泳ぎきって下さい。
そして、見ない日がないくらい売れたらスキャンダルを沢山起こして笑わせて下さい。

養成所の時講師言われていた台詞

爆笑を起こす為だったら自分のチンコぐらいだす。ようになっていきなさい。
今ではチンコだし平然と射精する。ぐらいの
事しないと厳しいんじゃないのかなとも思いますが、ひたすら僕たちを笑顔にする為に、人間をやめて戦いあっていて下さい。
そんな貴方たちがとてもかっこいいです。

ありがとうございました。

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