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ひろゆき「福島産表記やめよう」発言への私見


〇経緯



〇私見

ひろゆき氏は高橋大就氏の「福島の食の購入をためらう人は今や日本国内では8%まで減少」という反論に対し、「海外の話をしているのに国内の話をしている」と嘲笑していたが、高橋氏は「国内の風評被害解消から国外への風評被害解消へ」という視点で国内でのデータを提示したに過ぎないとも考えられるため(高橋氏のコラムでも「次は、海外。」との一文がある)、ひろゆき氏の「日本語が不自由なのか、論理的な理解力が不足してるのか、どちらですか?」という問いかけは悪口の域を出ていないであろう。



ひろゆき氏の主張の趣旨は以下のツイートにまとまっている。


ひろゆき氏の主張は数年といった短期的な規模で考えるならば合理的だと思う。福島産の果実を東北産や日本産と称して販売する行為は詐欺(嘘の表示)ではないのだから。

だが、例えば、或る国で「外国から輸入する作物は必ず州単位か都道府県単位で産地表記しなければならない」という法制度が誕生するなどした場合、ひろゆき氏の提案する誤魔化しは一瞬で通用しなくなってしまう。

また、福島という地名への風評被害をなくす努力を「コスパが悪い」などといって放棄した場合、福島へのマイナスイメージはなくならないままであろう。実際には、福島において、食品中の放射性物質の基準値が国際的に最も厳しい基準である上に、厳格なモニタリングが行われているにもかかわらず。


風評被害をなくすために努力している高橋大就氏を小馬鹿にするのは間違っていると思うし、長期的な観点から見れば高橋大就氏の活動は公利に沿っていると思われる。




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