政治家が殺害されると、世間では「テロ」と見なされることが多い。
山上徹也被告は今のところ「統一教会に恨みが湧き、それが安倍晋三氏への私怨となったこと」を動機として語っているようだ。
この私怨がテロと呼べるのかは意見が分かれるのではないか。例えば作家・哲学者の適菜収氏はテロではないと主張している。
たとえば或る男性政治家の恋人が痴情のもつれから、その男性政治家を殺害したとする。これはテロではないだろう。
山上被告の犯行がテロなのかは法廷で正確な情報が出るまでは判断しない方が良いと筆者は考えている。