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大昔に自分が「理解のある彼くん」だったときの話 2/2

※この記事では自分の一人称を俺とさせて頂きます

上野樹里の出ている大和ハウスのCMが嫌いである。夫婦のというか男女のパーソナリティを極端に丸ごと入れ替えたあれだ。

俺がこのCMが嫌いなのは、実は自分自身が「理解のある彼くん」だった頃を思い出して非常にイヤな気分になるからなのだ。

俺は強権的かつ支配的な母親と、少し歳の離れた姉のいる家庭で育ったのだが、こういう男子は意識的、無意識的ともに「ペット気質」を持っているため「そういう女」との親和性が高く、引き寄せと言うのか二十代の頃、縁のあった二人の女に「理解のある彼くん」をやっていたことがある。

これは前回の続きで二人目の女の話。

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