六道慧の花暦　２０２１年６月（１）

電子書籍の新刊が配信されました！
『千の顔を持つ男』が、１巻～５巻。改題して『縁切屋シリーズ』となった本が、６巻～８巻。
同じシリーズなのですが、本の大きさなどが微妙に変化しました。すべて出版社の都合によるものですが、面白いシリーズです！

千の顔を持つ男（１）　ブロッケンの妖怪

私の本としては初めて「おれ」という一人称を使いました。後にも先にもこのシリーズだけなのですが、軽やかにテンポよく、楽しんでいただけると思います。

主人公と相棒の男性は、表の仕事はイラストレーター、裏で霊障などによる怪しげな憑きものを落としたりする霊能力者なのですが、例によって例のごとく、さまざまな事件に巻き込まれて、どうにかこうにか事件解決。非常に楽しい話に仕上がったと思います。

イラストは今回、だおさんにお願いしました。若い感性が発揮されて、とても良いカバーになったと思います。ありがとうございました！
８冊、描くのは大変だったのではないでしょうか。できるだけ違う雰囲気にと思いますものね。楽しみにお待ちしておりました。

「悪しき因縁、断ち切らせていただきます！」
断ち切ってほしい因縁が、政財界にはたっくさんありそう。今、書いたらどんな感じになるかしら？
そんなふうにも思いました。退屈しきっている本好きの方、是非、どうぞ！

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