六道慧の花暦 2022年(2)
『新・御算用日記 美なるを知らず』、重版がかかりました! 皆様のお陰です、本当にありがとうございます‼
寒い新年となっています。皆様、いかがお過ごしでしょうか。退屈しのぎに『新・御算用日記 美なるを知らず』(徳間文庫)を是非どうぞ。書店で発売中です!
生田数之進と早乙女一角が、幕府御算用者として小藩に潜入。貧乏藩を立て直すために奮闘する時代小説です。
潜入先の小藩は、みな御家騒動の真っ最中。藩士たちは、幕府御算用者は諸藩を潰すために送り込まれる者たちという、誤った考えを持っています。疑われながらも、彼の者たちと信頼関係を結び、上役の両目付・鳥海左門や彼の配下たちと力を合わせて、さまざまな問題を解決します。
落ち込みがちな今日この頃、ひとときお楽しみいただければ幸いです。
さて、今日は『御家人風来抄 天は長く』(光文社文庫)のお知らせもさせてください。去年の九月に刊行された新装版です。風の向くまま、気の向くままの風来屋稼業。貧乏御家人の緒方弥十郎が主人公なのですが、簡単に言いますと便利屋さんですね。
大食漢で贅沢好きの母君を食べさせるため、持ち込まれる相談事を解決するのですが、やはり、御家騒動あり、女子との関わりありと、なかなか複雑に事件が絡み合います。糸を解きほぐして辿り着いた結果とは?
カバーは諸戸佑美さんが、描いてくださいました。がらりと雰囲気の変わった素敵な絵になったと思います。若々しくて素敵ですね。お正月らしい華やかな雰囲気です。よろしければ、是非、こちらも!
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