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『演繹法』と『帰納法』って?【Riku Kawasawaの勉強部屋】#04
7月21日木曜日
【『演繹法』と『帰納法』って?】
皆さんお元気でしょうか?
Riku Kawasawaです。
今回のテーマは、『演繹法』と『帰納法』です。
…..
難しい言葉ですね…笑
『演繹法』と『帰納法』って、どんなものだと思いますか?
きっと知らない人も多いのではないでしょうか?
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ここに『演繹法』と『帰納法』の図があります。
が、この図を見ただけでは分からない人も多いと思うので、さらに具体化した事例付きの図を添付します。
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【演繹法】
『演繹法』とは、「普遍的な前例やルール」を基にして、思考をスタートさせる方法です。
例)
「野菜は栄養がある」
↓
「ニンジンは野菜だ」
↓
「ニンジンは栄養がある」
こういった論理展開方法が、『演繹法』です。
noteのとある記事に、その他の例がまとまっていましたので、引用させていただきます。
【例】ニンジンは、栄養がある。
[大前例]野菜は栄養がある
[小前例]ニンジンは野菜だ
[結論]故に、ニンジンは栄養がある。
【例】ソクラテスは、死ぬ。
[大前例]人間はみな死ぬ。
[小前例]ソクラテスは人間である。
[結論]故に、ソクラテスは必ず死ぬ。
【例】人間には、血液がある。
[大前例]人間は哺乳類である
[小前例]哺乳類には血液がある
[結論]故に、人間には血液がある。
みんなの中で当たり前になっている前提条件(エビデンス)を根拠として、人を説得していくこと、それが『演繹法』です。
※「鍛え方」と「効果的な場面」については、以下の通りです。
鍛え方
・「考察のベース(普遍的前例)」を広げるために「単なる知識量(ただ暗記した知識)」ではなく、「使える知識量(構造化した知識)」を増やすことが重要。
効果的な場面
・アイディアの正しさの証明
・戦略的思考
・組織構成の立案
・新規事業開発
・[理由]普遍的前例に関する正確な知識と技術が必要なため
【帰納法】
『帰納法』とは、「多くの具体的な事例」から「共通点」や「類似点」を抽出して、結論を導き出していくという方法です。
例)
「ナスは栄養がある」
「ニンジンは栄養がある」
「トマトは栄養がある」
↓
「野菜」
↓
「野菜には栄養がある」
こういった論理展開方法が、『帰納法』です。
noteのとある記事に、その他の例がまとまっていましたので、こちらも引用させていただきます。
【例】野菜は、栄養がある。
[事象A]ニンジンには栄養がある
[事象B]ナスには栄養がある
[事象C]トマトには栄養がある
[共通項]「野菜」
[結論]故に、野菜には栄養がある。
【例】人間は、死ぬ。
[事象A]ソクラテスが死んだ
[事象B]プラトンが死んだ
[事象C]アリストテレスが死んだ
[共通項]「人間」と「死」
[結論]故に、人間はみな死ぬ。
【例】ハチミツは、体に良い。
[事象A]テレビでハチミツの効能について報道(テレビ報道)
[事象B]同僚も毎朝ハチミツを摂取していて体調改善(同僚の体験談)
[事象C]雑誌でハチミツが体に良いと紹介。(雑誌の記載)
[共通項]「ハチミツの効能結果」
[結論]故に、ハチミツは体調の改善に効果がありそう。
【例】飲料用水は、今後も売れ続ける。
[事象A]水に関するアンケートの結果(男女数百人)、8割の人が水を買うことに肯定的
[事象B]スーパーやコンビニエンスストアで水を買う人は毎年少しずつ増加している
[事象C]別のアンケートでは公共の水飲み場や水道の水を飲まないという人が7割超え
[共通項]「飲料水の需要が高い」
[結論]故に、飲料用水は今後も売れ続ける。
根拠を説明するときに、いろんな事例を出していき、共通点や類似点を抽出して結論を導き出すこと、それが『帰納法』です。
※「鍛え方」と「効果的な場面」については、以下の通りです。
鍛え方
・具体的事例には「量(サンプル数)」と「質(適切さ)」が必要なため、知見のストックを積極的に増やす。
効果的な場面
・「調査による統計」を使用する。
・「一定以上のサンプル量(事例/アンケート結果)」がある。
相手を説得する方法には大きくこの2つがあるので、これらを理解し、場面ごとに自分の引き出しとして活用できるようにしていくことが重要となります。
いかがでしたでしょうか?
人を説得するときにこういった方法があることや、概念を知っておくと面白いですよね。
今日も最後までありがとうございました。
それでは皆さん、ばいちゃ。